刀剣女子必見!? VR映像で国宝刀剣の美を再現 東京国立博物館と凸版印刷

2019年7月3日 06:55

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刀剣を手にしているかのように観賞できる「VR刀剣」のチラシ(画像:凸版印刷の発表資料より)

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 名刀を擬人化したオンラインゲームなどをきっかけに若い女性の間で日本刀がブームとなるなか、東京国立博物館(東京都台東区)と凸版印刷(東京都千代田区)などは2日、国宝「三日月宗近」など刀剣2口を紹介するバーチャルリアリティ(VR)映像、「VR刀剣」を制作したと発表した。作品は3日から同博物館で公開。7月23日からは実物も展示され、実物と映像の両方を鑑賞することができる。日本刀ファンの刀剣女子のハートをつかむ展示となりそうだ。

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 凸版印刷は、物の形を正確にデジタル化する技術や、印刷事業によって培われたカラーマネジメント技術、高精細な画像データを処理する技術などを有しており、絵画や仏像などの美術品や建造物などをデジタル保存する取り組みを行っている。そして、そのデジタルデータの公開方法として、独自のVRシステムを開発。全国の博物館や観光施設などで映像を公開している。

 今回の「VR刀剣」は4K画像のVRで、1回の所要時間は約35分。VR映像の特徴を生かし、刀剣を自由に動かしたり大画面いっぱいに拡大したりすることで、刃文や地鉄の文様など展示品では確認できない部分まで、まるで手に取っているかのように観賞することができるという。

 作品で紹介されているのは、東京国立博物館が所蔵する国宝、三日月宗近と岡田切吉房の2口。三日月宗近は、平安時代の刀工、宗近の作で、刃文に三日月の形が見える。豊臣秀吉の正室、高台院が所持し、その遺品として徳川家の2代将軍秀忠に贈られた。

 また岡田切吉房は、鎌倉時代に活躍した備前国(現在の岡山県)福岡一文字派の刀工、吉房の作。織田信長の次男、信雄がこの刀で家臣の岡田助三郎重孝を斬ったことから「岡田切」との名があるという。

 VR映像の上映は、7月3日から10月6日まで、東京国立博物館東洋館地下1階TNM&TOPPANミュージアムシアターで。7月23日から9月29日の間は、本館で実物も展示され、実物と映像で日本刀の魅力を堪能することができる。

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