ニュルブルクリンク24時間、総合優勝はAudi SUBARU・STIはSP3Tクラス優勝

2019年6月25日 08:33

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記事提供元:エコノミックニュース

第47回ニュルブルクリンク24時間レースで総合優勝したAudi Sport Team PhoenixのAudi R8 LMSの4号車

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 2019年6月23日、第47回ニュルブルクリンク24時間レースは、最後の瞬間までスリリングな展開だった。大混戦となったレース終盤で、昨年の優勝チームのポルシェとのバトルを制して、Audi Sport Team PhoenixのAudi R8 LMSの4号車が、2位に1ラップの差をつけて優勝した。ニュルブルクリンクを本拠地とするAudi Sport Team Phoenixは、アウディのマシンで3度目、20年の歴史を誇るチームとしては5度目の総合優勝を果たした。

 いっぽう、日本勢として、2リッター以下のターボエンジン搭載車クラスである「SP3T」クラスに参戦した、SUBARUのモータースポーツ統括会社、STI(スバルテクニカインターナショナルは、市販車ベースのレースカー「SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE 2019」(カルロ・ヴァン・ダム/ティム・シュリック/山内英輝/井口 卓人組)が出場し、SP3Tクラスで優勝した。

 GRスープラとLEXUS LCの2台で出場し、豊田章男社長自らステアリングを握って参戦したTOYOTA GAZOO Racingも、GRスープラは総合41位(SP8Tクラス3位)、LCは総合54位(SP-PROクラス1位)で完走した。

 レースの終盤まで、3台のAudi R8 LMSがトップ10を走行。ところが、首位をキープしていたポルシェがタイムペナルティを受け、142周目に4号車のAudi R8 LMSが初めてトップに立つ。が、Audiの盟友たちはサーキットを去って行く。そのため、すべての希望は、ピエール・カッファ/フランク・スティプラー/ドリス・ヴァンスール/フレデリック・フェルヴィッヒ組のAudi Sportドライバーに託された。結果は冒頭で記したとおり、最新バージョンに進化を遂げたAudi R8 LMSに歴史的な初勝利をもたらした。2009年以来、Audi Sport customer racingのGT3レースカーは、世界中で開催された24時間レースで、合計13度の総合優勝を果たしたことになる。

 「SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE 2019」は、SP3Tクラスのポールポジションからスタート。きわめて過酷なコースで、序盤からノートラブルでリードを築いた。SUBARUディーラーから選抜されたメカニック 8人を含む整備チームの迅速かつ的確な対応によって完璧なレースを展開。明け方にベストラップタイムを更新するなどドライバーチームも奮闘した。その結果、SUBARU・STI チームは、2008 年の初出場以来最多周回数の 145 周(約3763km)を走破し、総合順位19位、2011年の初優勝以来6度目、昨年に引き続き 2 年連続となるSP3Tクラス優勝を果たした。

 「究極の一般公道」「緑の地獄」とも表現されることが多いニュルブルクリンク・サーキット(1周25.95km)における24時間レース。そこにおけるAudiの総合優勝はもちろん賞賛されるべき結果だ。クラス優勝2連覇したSUBARU・STIも水平対向エンジン、シンメトリカルAWDをはじめ、その信頼性や耐久性、高次元のパフォーマンスを実証することができたといえるだろう。(編集担当:吉田恒)

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