ノンアル飲料の需要に変化、運転対策から休肝志向に サントリー調査

2019年6月13日 11:40

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 サントリーの調査によると、成長を続けるノンアルコール飲料市場が、消費税のアップによりさらに伸長しそうな状況にあることが分かった。

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■ノンアル飲料市場は成長中

 11日、サントリーがノンアルコール飲料に関する調査結果を発表した。同社が推定した2018年のノンアルコール飲料の市場規模は2,209万ケース(1ケース=633mm×20本)で、前年比2.7%増。また19年は同2.5%増の2,265万ケースを見込んでいる。

■ノンアル飲料「飲んだことがある」が55.7%

 1都3県(東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県)に在住している20~69歳の男女3万人を対象にインターネット調査を行ったところ、ノンアルコール飲料について55.7%が「飲んだことがある」と答えた。その55.7%(1万6,701人)を対象に「ノンアルコール飲料は最近おいしくなったと思うか」と尋ねたところ、「そう思う」が17.4%、「ややそう思う」が43.9%、「あまりそう思わない」が28.4%、「そう思わない」が10.3%となった。

■運転対策にノンアル飲料

 ノンアルコール飲料を飲んだ理由について尋ねたところ、最も多かったのは「車を運転したから」で32.4%。以下、「明日の予定に響くから」(17.3%)、「アルコール飲料と味がそん色ないから」(17.0%)、「アルコールが苦手だから」(16.4%)、「加齢により健康が気になるため」(10.6%)、「体の脂肪が気になるから」(7.2%)、「肝臓の数値が気になるから」(6.8%)となった。

 これを、ノンアルコール飲料を月1回以上飲んでいる人(4,257人)に限定すると、「アルコール飲料と味がそん色ないから」が最も多く29.2%となり、ついで「車を運転したから」が27.2%、「明日の予定に響くから」が25.2%、「加齢により健康が気になるため」が24.4%となるなど、やや順位に変動があった。

■休肝日需要が増加中

 ノンアルコールビールテイスト飲料を月1回以上飲用する男女1,238人を対象として飲む状況について尋ねたところ、最も多かったのは「夕食時」で53.6%だった。以下、「風呂上り」(30.9%)、「休日の昼間」(23.7%)、「くつろいでいる時」(23.3%)、「夕食後」(23.2%)、「運転がある時」(22.3%)、「休肝日」(20.4%)、「アウトドア・レジャー・イベント時」(19.4%)などとなっている。

 2018年の結果と比べると、「夕食時」が1.7ポイント減少した一方、「休日の昼間」が4.4ポイント増加、「くつろいでいる時」が3.3ポイント増加、「休肝日」が3.5ポイント増加している。

 このほか、消費税アップによるアルコール価格の上昇で休肝日が増えることや、ノンアルコールビールテイスト飲料の消費税率が据え置きとなるなどから、「ノンアルコールビールテイスト飲料へのニーズが高まりそう」としている。(記事:県田勢・記事一覧を見る

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