ドコモ、誤差数センチの測位ができる位置情報サービスを10月からスタート

2019年6月4日 21:01

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 NTTドコモが米国のGPSやロシアのGLONASS、EUのGallileo、日本の準天頂衛星システム「みちびき」といった主要国の位置情報衛星を利用して精密な測位を可能にするサービス「GNSS位置補正情報配信基盤」の提供を開始する(CNET Japan)。

 誤差数センチメートルの測位が可能な点が特徴。位置情報衛星からの信号に加えて、NTTドコモの携帯電話通信を利用してサーバーで通信し補正を行うことでより精密な測位を可能にするという。

 コマツやライトハウステクノロジー・アンド・コンサルティングと共同で技術検証を実施しており、自動運転車や宅配ドローン、災害予兆検知など、さまざまな用途に応用できる可能性があるという。サービス開始は10月1日。

 スラドのコメントを読む | テクノロジー | NTT

 関連ストーリー:
スパコンの性能向上でハリケーン予測の精度が大幅に向上 2018年05月16日
準天頂衛星みちびき四号機、打ち上げ成功 2017年10月12日
iPhone 7、日本のGPS補完システム「みちびき」に対応 2017年01月20日
欧州の衛星測位システム「ガリレオ」が運用開始 2016年12月22日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事