都市住民は農村部よりも精神疾患が発生しやすい

2019年5月21日 14:17

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 2人の社会学者により、農村よりも都市部のほうが精神疾患が発生しやすいという研究が発表された。世界人口の半数以上がすでに都市に住んでおり、この数は2050年までに70%近くまで増加すると予想されている。精神的健康と幸福は、直接または間接的に、複数の環境ばく露によって影響を受けるという。

 ドイツの中央精神衛生研究所の所長であるAndreas Meyer-Lindenberg氏とブリティッシュコロンビア大学のMatilda van den Bosch氏は、環境が精神に与える影響について科学的な見地から調査を行った。この研究によると、農薬、ビスフェノールA(BPA)などの一般的な化学物質、騒音公害、重金属などがうつ病の一因となる可能性があるという。とくに大気汚染に関しては、うつ病、不安神経症、そしてパラノイアや聴覚のような精神病的な経験と関連しているとされる。

 精神疾患を引き起こす要素は都市部で多いものの、農村部でも農場労働者は農薬などの影響を受ける可能性があることから安全とは言えない。貧しい地域社会の場合、経済的ストレスなどの問題もある。集団的・精神的健康を改善するには、私たちの街をより住みやすくすることだとMeyer-Lindenberg氏は説明している(Popular ScienceAPAANNUAL REVIEWSSlashdot)。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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