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モダンな家族葬専門ホール「洛王セレモニー 宇治槙島ホール」がオープン
洛王セレモニー(京都府京都市南区)は13日、京都府内に家族葬に特化した小規模会館「洛王セレモニー 宇治槙島ホール」を新たにオープンすると発表した。オープン予定日は5月25日。同社はライフエンディングサービスを提供するライフアンドデザイン・グループ(東京都中央区)の子会社で、新ホールのコンセプトは、現在の葬儀市場のニーズに応えるものを目指したとしている。
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近年の葬儀市場のトレンドは葬儀の小規模化だ。最近は家族やごく親しい近親者のみで行う「家族葬」、告別式のみを行う「1日葬」に人気が集中しているという。同社はこうした変化に対応するため、「ひとつの会館にひとつのホール」をコンセプトに掲げ、京都・滋賀・大阪を中心に貸し切りの家族葬ホールの建設を進めている。今回オープンする宇治槙島ホールは、35件目の家族葬ホールになるという。
洛王セレモニーが運営する小規模ホールに共通する最大の特徴は、敷地面積が広すぎないことにある。これまでの一般的なホールでは、他の遺族と同時に式を営むケースが多く、心の底から落ち着ける本来の家族葬を行うことが難しかったともいえる。
しかし同社のホールは1日1組限定で利用可能な小規模会館ばかりだ。故人との最後のひと時を、自宅にいるような落ち着いた感覚で過ごすことができるだろう。またリビングルームには、木目と琉球畳を活用したモダンで落ち着いたデザインが採用されており、バスルームも併設されていることで、宿泊にも対応している。
料金プランは幅広く用意されており、火葬・直送のラフューネプランなら15万円(価格はいずれも税抜)から利用でき、1日葬の場合は44万円。また家族葬の場合は6つプランから最もフィットするものを選択でき、価格は44~165万円。
同社の狙いは、狭い敷地を逆手に取り、より強く家族葬に特化することでユーザーに遡及していくことにある。さらにセット内容を明示したパッケージプランでサービスを提供することで、葬儀業界で常に課題視されている費用に対する不安も解消している。
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