Ubuntu 19.04リリース、GNOME 3.32でデスクトップ版パフォーマンス向上

2019年4月20日 21:39

印刷

記事提供元:スラド

Canonicalは18日、Ubuntu 19.04 (Disco Dingo)をリリースした(Ubuntu Blogの記事リリースノートPhoronixの記事Softpediaの記事)。

Ubuntu 19.04のカーネルはLinux 5.0ベースで、Radeon RX Vega MサポートやUSB 3.2/Type-Cの改善などが含まれる。サポート期間は2020年1月までとなっており、長期間サポートが必要な場合にはUbuntu 18.04 LTSの利用が推奨される。i386アーキテクチャーはサポート廃止が検討されていることもあり、Ubuntu 19.04にアップグレードすることはできないが、現在使用しているリリースよりもサポート期間が短いリリースへわざわざ移行すべきではないとのこと。

デスクトップ版のUbuntu 19.04ではGNOME 3.32へのアップグレードにより、パフォーマンス改善や分数スケーリングサポートなどの機能向上が行われている。Trackerはデフォルトでインストールされるようになり、ファイルの検索性が向上する。また、デフォルトではウィンドウの切り替えにAlt+Tab、アプリケーションの切り替えにSuper(Windowsキー)+Tabが割り当てられているとのことだ。 

スラドのコメントを読む | Linuxセクション | Linux | Ubuntu | アップグレード

 関連ストーリー:
Visual Studio Codeの公式snapパッケージが公開される 2019年04月09日
3月のデスクトップOSシェア、Windows XPがLinuxと同レベルまで減少 2019年04月07日
Snapdragon搭載Windows PCでUbuntuを使えるようにするオープンソースプロジェクト 2019年02月19日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事