ドローン船上で回収の「Falcon Heavy」コアブースター、荒波にもまれ転倒

2019年4月19日 22:31

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記事提供元:スラド

headless曰く、 11日のArabsat-6A打ち上げミッションで回収されたFalcon Heavyロケットのブースター3基のうち、大西洋上のドローン船「Of Course I Still Love You」上に着陸したセンターコアが荒波の影響で倒れてしまったそうだ(GeekWireThe Verge)。

 SpaceXの声明によると、ドローン船はセンターコアを載せたままカナベラル港へ帰還する予定だったが、先週末は海が荒れていたため回収チームではセンターコアを固定できなかったという。2.5~3mの高波により状況は悪化し、センターコアがずれ始めて最終的には直立状態を保てなくなったとのこと。SpaceXではブースターを元の状態に戻したいと考えているが、チームの安全を優先したと述べている。この問題が今後のミッションに影響があるとは考えていないそうだ。

 The Vergeでは「海に落ちた」「失われた」と表現しているが、SpaceXの声明だけではブースターの現在の状況ははっきりしない。ただし、イーロン・マスク氏がエンジンは問題なさそうだとツイートしていることから、ドローン船上に倒れているものとみられる。SpaceXでは通常、ドローン船上にブースターを固定する「octagrabber」と呼ばれる装置を使用しているが、マスク氏によるとFalcon Heavyのブースターはアタッチメントの形状がFalcon 9とは異なり、今回は準備ができていなかったとのこと。なお、サイドブースター2基を地上で回収し、センターコアのみを海上で回収した理由として、まだ現在のところ陸地の上を飛ばすには安全性が十分ではないからだと述べている。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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