スマホの使い方から集中力推定する技術 ドコモらが開発 適時の休息などに活用

2019年4月14日 21:58

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開発したシステムの概要(画像: NTTドコモの発表資料より)

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 NTTドコモは12日、慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室、文学部心理学研究室、および東京大学大学院工学系研究科人工物工学研究センターと共同で、スマートフォンの日常生活における使い方から持ち主の集中力を推定する技術を開発したと発表。この技術を活用することで、集中力が低下すると判断したときに適宜休憩を取るなど、パフォーマンスの向上を図ることが可能になるとしている。

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 この技術は、スマートフォンの操作のスピード、位置情報、利用履歴など、日頃のスマートフォンの操作から得られるデータを特徴量として約250種類の項目に数値化。数値化した特徴量をAIが解析し、集中力を推定する。例えば、持ち主に集中力の低下がみられるときには、身体の動きが多くなる、画面を見る回数が多くなるなど、行動が変化する。この変化を捉えることで、持ち主の集中力を推定することが可能になるという。なおこの場合の集中力は、判断の正確性とスピードと定義されている。

 この技術を用いることで、例えば、バスやタクシー運転手の前日のスマートフォン操作から、当日に集中力低下の可能性が高いと判断された場合、運転手が自ら適切に休憩を取ることができるなど、業務パフォーマンスの維持や向上に努めることが可能となる。また働き方改革の一環として、従業員が自分の集中力を可視化して把握することにより、適切なタイミングで休憩を取ることで非効率な勤務状況の見直しや、従業員一人一人の意識改革にもつなげることができるという。

 厚生労働省がまとめた『こころの健康 気づきのヒント集』によると、適切なストレスは心を引き締め、仕事や勉強の効率をあげ、心地よい興奮や緊張を与えるとしている。NTTドコモは、2018年3月に同社が開発したストレスを推定する技術も活用することで、人にかかっているストレスが適切なものかどうかを把握する技術の開発を目指すとしている。(記事:まなたけ・記事一覧を見る

関連キーワードNTTドコモ厚生労働省東京大学慶應義塾大学働き方改革

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