ロゼッタ、精度95%のAI自動翻訳「T-4OO ver.3」提供 専門分野も自動判別

2019年3月28日 17:39

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  • AIが分野を自動判定。この場合は法務を選択(画像:株式会社ロゼッタ発表資料より)

 AI自動翻訳の開発・運営を手掛けるロゼッタ(東京都千代田区)は26日、文書の専門分野を自動で判定し翻訳を行う、AI自動翻訳「T-4OO ver.3」の提供を開始したと発表した。専門性の高い多言語翻訳において、精度の向上と効率化が期待される。

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 グローバル化の進展に伴い、英語以外の翻訳ニーズが高まっており、アラビア語など翻訳者の少ない言語や、専門性が求められる文書の翻訳業務も増えている。特に、翻訳業務の大半を占める産業翻訳では、医療や特許など、一部の専門分野では翻訳者不足が深刻ともいわれている。

 ロゼッタが開発したT-4OO(Translation For Onsha Only)は、2,000以上に細分化された専門分野から、ニーズに合った分野を選択して翻訳することができる。AIを活用して専門分野ごとに翻訳エンジンを学習させる点が、一般的な翻訳サイトで使用されている翻訳エンジンとは異なる。

 こうして学習させた専門分野のデータベースと顧客企業が保有する文書で構築されたデータベースを組み合わせることによって、顧客ニーズに合った精度の高い翻訳サービスが提供できるという。これまでの導入実績は、2,000社以上になる。

 今回のバージョンアップでは、原文の言語が理解できなくともAIが文書の内容をチェックし、専門分野を判定する機能を搭載。これにより、精度の高い翻訳を効率的に行うことができるとしている。英日翻訳では、医学、化学、法務、IT・通信、金融・財務・経理の各分野で、同社が「プロの専門分野翻訳者以下非専門の翻訳者以上」とする95%以上の精度を達成したという。

 また、国内のサーバーやISMS認証を取得した設備を使用するなど、セキュアな環境を構築して不正アクセスや情報漏えいなどのリスクに対応している。

 ロゼッタは2004年の創業以来、AIを活用した機械翻訳技術の開発を手掛けている。これまで、製薬・医療、法律・特許事務所、IT、金融など幅広い分野の企業や研究機関で導入されている。(記事:Kei_T・記事一覧を見る

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