主力車種BMW3シリーズ お買い得は日本専用車種BMW・320i 2002Tiiからの系譜

2019年3月18日 18:17

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新型BMW3シリーズ・セダン(画像: ビー・エム・ダブリューの発表資料より)

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 BMW・3シリーズがモデルチェンジした。現在のBMW主力車種の登場だ。320i(523万円)、320iMスポーツ(583万円)、330iMスポーツ(632万円)と言った当面のラインナップだが、320d xDrive、M340i sDrive、330eが加わる予定とのことだ。パワーユニットで見ると、ガソリンユニットとしては、2.0L 直列4気筒ターボ、3.0L 直列6気筒ターボ、2.0L 直列4気筒ターボディーゼルにPHEVを加えたラインナップだ。

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 大きさなどから実用性が高い3シリーズが主力車種となり、販売台数も多い。日本専用として320iを残したようだ。海外での3シリーズに対するユーザーの期待値はパフォーマンスカー、スポーティーカーのレベルとなるのだが、日本ではプレミアムカーとしての位置づけがあるので320iが残されたようだ。

 7代目となる新型BMW・3シリーズの車体は、先代と比べると、幅が広がっているようだ。特にトレッドを広げているが、それはホイールベースを延ばしたことに対する旋回性能などのためのバランスを重要視している。既知とは思うが、BMW・320iは名車BMW・2002Tiiの後継として登場した。半世紀前に試乗しただけだったが、当時でもバランスが優れていたのを記憶している。家族構成と生活パターンのために、その時は520iを購入して所有のチャンスを逃してしまった。

 しかし、その後もBMWの走行性能の高さは忘れられず、BMW・850を購入した時も、逆に3シリーズの旋回性能の高さが欲しくなって、結局のところBMW・325iを所有することとなった。実際に走行距離は、325iのほうがダントツに多くなっていた。ワインディングロードを飛ばしている時の爽快感は何物にも代えられなかった。

 それは4代目のモデルであったと思うが、160km/hぐらいになると、高速道路の上下の凸凹とサスペンションが共振してしまい、浮いたようになる時が出た。BMWのチューナーに問い合わせると、サスペンションを調整してくれたが、日本のディーラーでは内容を全く掴んでおらず、説明も対策も取れなかったのは情けなかった。残念なことだった。

 さて、7代目となる今回の新型BMW・3シリーズ、ホイールベースは2850mmで、先代より40mm伸ばしたことに対応して、トレッドがフロント43mm、リア21mmほど幅を広げ、それはボディーの幅を広げたよりも大きい。大型化しても旋回性能を落とさないようにしているのだ。これは、Z4とスープラでトヨタと共同開発した時、トヨタの開発担当者がBMWより学んだポイントだ。レース仕様車を先に仕上げることで、パフォーマンスを確保したうえでパッケージを整える考え方が、潜在能力の高い車両を作ることになるということだ。具体的には、こうした車両寸法や重心の位置、車両重量などのバランスを優先して整えることだ。

 今回の7代目BMW・3シリーズの出来が楽しみだ。2002Tiiに乗った時の興奮を再現してくれることを望みたい。(記事:kenzoogata・記事一覧を見る

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