メルセデスと竹中工務店の協働、モビリティとリビングの未来の形「EQ House」

2019年3月17日 21:43

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記事提供元:エコノミックニュース

六本木・東京ミッドタウンの斜向かいにある「Mercedes me Tokyo」に隣接して建つ「EQ House」

六本木・東京ミッドタウンの斜向かいにある「Mercedes me Tokyo」に隣接して建つ「EQ House」[写真拡大]

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 メルセデス・ベンツ日本(MBJ)と竹中工務店は2019年3月13日、モビリティとリビングの未来の形を具現化した体験施設「EQ House(イーキュー ハウス)」を、東京・六本木に約2年間の期間限定でオープンした。

 「EQ House」は、ダイムラー社が2016 年に提唱した中長期戦略「CASE」が普及した未来のライフスタイルを、竹中工務店の最先端のデザインと技術で具現化した体験施設である。ダイムラーが日本で展開する予定の電動車「EQモデル」を展示するほか、多彩なコラボレーションイベントやコンテンツを通じて、モビリティとリビングの未来の形を実際に体験できる施設だ。建築には高度AIを搭載し、人とダイレクトに繋がることを可能にしたほか、デジタル情報を活用した最先端の設計・生産技術を採用した。

 MBJは独本部のCASE戦略に基づき、ユーザーの生活をより便利にするための製品やサービスを展開しており、2019年は電動モビリティを包括するブランド「EQ」を日本で本格展開を行なう。一方、竹中工務店は「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」ことを経営理念とし、顧客ニーズに応える建築を実現してきた。

 今回コラボレーションは、両社が描く未来のライフスタイルが共鳴し実現したもの。多くの人に「EQ House」に訪れてもらい、充実した未来のライフスタイルを体験してほしいとしている。

 CASE戦略はダイムラー社が2016 年に提唱した中長期戦略。Connected(コネクト)、Autonomous(自動運転)、Shared & Services(シェアおよびサービス)、Electric(電動化)の4 つのキーワードの頭文字からなり、次世代の自動車社会の概念を変える言葉として定着。日本でも、対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」や、安全運転支援システム「レーダーセーフティ」、「Mercedes-Benz Rent(メルセデス・ベンツ レント)」などのモビリティサービス、多くの製品・サービスを展開している。

 今回の「EQ House」は自ら学び、成長していく建物だ。建物中央に設置された透明なガラスインターフェースには、情報が浮かびあがり、人の手の動きや声により照明や空調などの室内環境をコントロールすることができる。さらに、搭載したAIは、個々の好みや快適性を学び、よりカスタマイズされた快適な空間で生活することが可能になる。これら建築と一連のサービスは、竹中工務店が開発したビルコミュニケーションシステムにより実現した。人と環境の双方に対してダイレクトに繋がる建築は、自然の一部のようにも見える。

 デジタル情報を活用した設計・生産技術による1200枚におよぶ外観パネルは、1 年365 日の日照パターンすべてをシミュレーションした結果から、最適な形状と配置を決定した。また、各パネルは個別のIDで管理され、スマートグラスなどのウェアラブルデバイスを通してタイムリーに設置場所などの必要な情報を提供し建築現場での作業を支援するという。

 新しい建築と自動車のコラボで誕生した「EQ House」は、六本木・東京ミッドタウンの斜向かいにある「Mercedes me Tokyo」に隣接して建てられた。営業時間・定休日などは「Mercedes me Tokyo」に準ずる。(編集担当:吉田恒)

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