トヨタ博物館に「クルマ文化資料室」オープン 世界初のミニチュアカーも展示

2019年3月15日 21:35

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ミニチュアカーの展示イメージ。(画像: トヨタ自動車の発表資料より)

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  • 展示室のイメージ図。

 トヨタ自動車は13日、愛知県のトヨタ博物館にて「クルマ文化資料室」を4月17日にオープンさせることを発表した。

 トヨタ博物館は1989年に設立され、世界の車約140台を中心に、自動車誕生から現在までの軌跡を紹介。本館は自動車の歴史を紹介する「クルマ館」、新館は当資料室や企画展示室、図書館などの「文化館」になっている。

 「クルマ文化資料室」では、これまで収集してきた国内外の自動車に関する文化資料(書籍や雑誌、カタログなど)約1万5千点の中から、「移動は文化」をテーマに4,000点を一斉に展示。「クルマ」そのもの展示はないが、社会において「クルマ」がどのように受容され、役割をなしていったのか、その軌跡を辿っている。

 展示内容は以下のゾーンに分かれている。

■昔の出版物に見る乗り物文化

 日本の開国より登場した馬車や人力車、鉄道など交通手段が近代化していく様を錦絵などで紹介。その他、「引札、うちわ絵、すごろく」など約40点を展示している。

■自動車と出版物

 世界初の自動車雑誌を始め、1894年頃から2000年頃までにヨーロッパ、アメリカ、日本にて創刊された雑誌の表紙から自動車文化の変遷を紹介。カタログなどを含め、約300点を展示している。

■カーバッジ

 カーバッジは自動車メーカーにとってブランドイメージそのもの。自動車誕生以降、ピーク時には500社ほどあった自動車メーカー。登場と消滅を繰り返したブランドから約400点を展示している。

■自動車玩具・ゲーム

 日本製のブリキ製玩具やプラスチックモデルキット、スロットカー、ミニ四駆、ビデオゲームなど約640点を展示。世界初のミニチュアカーである「フォードモデル T」や世界初のラジコンカーも紹介している。

■自動車ポスター、カーマスコット、切手、プレートなど

 その他、自動車ポスター約30点、カーマスコット約180点、自動車切手約1,200点、クルマを識別する世界各国のライセンスプレート約100点、文学やマンガなども紹介している。

 今後、「クルマ文化資料室」では、「馬なし馬車」展示や「60s ライトウェイトスポーツカー」の走行披露など、各イベントも開催していく。EVや自動運転、AIの活用など時代の転換点に来ている自動車業界。改めてその誕生から現在に至る変遷を眺めてみることは貴重な体験かもしれない。

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