マツダ・新型コンパクトクロスオーバーSUV 「CX-30」 ジュネーブショーでデビュー

2019年3月6日 17:02

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マツダ CX-30」(欧州仕様車)(画像: マツダの発表資料より)

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 マツダが、新たにクロスオーバーSUV「CX-30」を発表した。3月5日、ジュネーブモーターショー2019でのことだ。マツダには、コンパクトクロスオーバーSUVとしてCX-3がある。その上がCX-5なので、「CX-30」はその中間に位置すると言う。「魂動デザイン」は変わらず継承されており、さらに洗練されてきたようだ。欧州仕様車は4395×1795×1540mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2655mmとなっている。

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 エンジンは、気筒休止システムを持つ2.0リッターガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」と、1.8リッターディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」、それに発表は遅れるようだが「SPCCI(火花点火制御圧縮着火)」の「SKYACTIV-X(スカイアクティブ-X)」エンジンだ。

 注目のメカニズムは、新しい車両構造技術「スカイアクティブビークルアーキテクチャー」を採用したプラットフォームで、屈折ポイントを作らず、柔軟な継ぎ手や全体で受け止める構造概念が新しい。しかしこうした新技術が「商品力」になるのかは、疑問だ。顧客がイメージとしてしか捉えず、乗り心地の良さなどの差を感じられないレベルだと、商品力とはならない。この技術が、軽量化、乗り心地、操縦性にどのように結びついてきているのかを実感として確かめられると、マツダの「商品企画」と「開発技術」「生産技術」「サプライチェーン」の完成度が見えてくるかもしれない。

 もう一つ注目すべきは、圧縮着火型ガソリンエンジン「スカイアクティブ-X」だ。画期的な燃焼方法だが、現代の顧客にとって商品力として捉えられるのは、「燃費」を筆頭に「力強さ」や「スムーズさ」だ。「技術の日産」が敗れ去ったようなことにならなければ良いがと心配する。しかしマツダは、生産技術に熱心で、「コストダウン」と「ネット販売」に繋がる努力を続けている。ただ利益率が昨年の3%から今年は落ちるのではないかともみられ、いつスカイアクティブ技術が利益に結びつくかが問題だ。

 北米スバルの「LOVEキャンペーン」の効果は絶大で、現在のスバルの基礎を作り上げている。少々品質保証で躓いても、利益率9%を6%に落としただけであることは、「現代の車商売」を物語る現実だ。「技術力」を「商品力」にするのは、現代ではユーザーではない。ユーザーに分かるレベルにしないと高い技術力も「商品力」にならない。新プラットフォームに関心を示すユーザーがいるのか?も心配になるぐらいだ。ユーザーの力を結集した北米スバルの販売方法を、マツダも検討してみるべきであろう。(記事:kenzoogata・記事一覧を見る

関連キーワードマツダSKYACTIVSUVCX-5CX-3

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