マラケシュで行なわれたフォーミュラE第2戦、昨年覇者アウディが実力発揮

2019年1月18日 10:20

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記事提供元:エコノミックニュース

モロッコの首都マラケシュで行われたフォーミュラE第2戦で、2位と3位を獲得した「Envision Virgin Racing」のAUDIマシン。AUDIファクトリーチームの2台も7位、10位に入賞しポイントを獲得した

モロッコの首都マラケシュで行われたフォーミュラE第2戦で、2位と3位を獲得した「Envision Virgin Racing」のAUDIマシン。AUDIファクトリーチームの2台も7位、10位に入賞しポイントを獲得した[写真拡大]

 FIA「フォーミュラE選手権」の第2戦決勝が1月13日、モロッコのマラケシュで開催された。このレースでは、アウディ・カスタマーチームの「Envision Virgin Racing」(エンヴィジョン・ヴァージン・レーシング)が2位と3位でチェッカーを受け、アウディは新世代のフォーミュラEレースカーで初めてダブル表彰台を獲得した。さらに、Team Audi Sport ABT Schaeffler(チームアウディ・スポーツ・アプト・シェフラー)の2台も7位、10位でフィニッシュし、参戦したアウディマシン4台すべてがポイントを獲得した。また、Audi e-tron FE05はファステストラップも記録しました。

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 アウディと技術パートナーであるシェフラーが共同開発したAudi e-tron FE05は、第2戦決勝レースで、最後の瞬間まで際どい接近戦を戦った。レース後半でセーフティカーが導入され、最後の1周で激しいバトルが繰り広げられ、ジェローム・ダンブロシオ(マヒンドラ・レーシング)が勝利。テールトゥノーズの戦いとなったこのレースのトップから7位までのタイム差はわずか1.633秒で、何台かのマシンは横並びの状態でフィニッシュラインを通過した。

 アウディ・モータースポーツ代表のディーター・ガスは、「第2戦、レースは非常にスリリングな展開で、アウディは素晴らしい結果を残すことができた。カスタマーチーム「Envision Virgin Racing」のロビン フラインスとサム バードが2位と3位でフィニッシュ。ファクトリーマシンも素晴らしいスタートを切ったのですが、レース後半で苦戦してしまいました。なぜ彼らのペースが落ちてしまったのかを解明する必要があります」と述べている。

 第2戦を終えて「Team Audi Sport ABT Schaeffler」代表のアラン・マクニッシュは、「非常に悪いタイミングでセーフティカーが入ってしまい、どのドライバーも新しいアタックモードを使って賭けに出ましたが、私たちの場合はそれが裏目に出てしまいました。2台のアウディが表彰台を獲得したことは嬉しいことですが、次戦のサンティアゴでは、私たちのファクトリーチームが素晴らしい結果を残せるようにしたいと思っています」と語った。

 フォーミュラEの第3戦は、1月26日にチリのサンティアゴで開催される。(編集担当:吉田恒)

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