10日の日本国債市場概況:債券先物は152円51銭で終了

2019年1月10日 19:04

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記事提供元:フィスコ


*19:04JST 10日の日本国債市場概況:債券先物は152円51銭で終了
<円債市場>
長期国債先物2019年3月限
寄付152円41銭 高値152円57銭 安値152円39銭 引け152円51銭
売買高総計39781枚

2年 396回 -0.155%
5年 137回 -0.150%
10年 353回 0.020%
20年 166回 0.475%

債券先物3月限は、152円41銭で取引を開始。中国の12月消費者物価指数や生産者物価指数の伸びが予想以上に鈍化したことで、景気減速が改めて懸念され、買いが先行して152円39銭から152円57銭まで上げた。その後も、財務省が実施した30年債入札が順調だったことで底堅い推移が続いた。現物債の取引では、全年限が買われた。

<米国債概況>
2年債は2.53%、10年債は2.69%、30年債は3.00%近辺で推移。
債券利回りはやや低下。(気配値)

<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は0.25%、英国債は1.25%で推移、オーストラリア10年債は2.31%、NZ10年債は2.32%。(気配値)


[本日の主要政治・経済イベント]
・21:30 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(2018年12月12-13日開催分)
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.6万件、前回:23.1万件)
・22:35 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演(長期的成長について)
・02:00 パウエル米FRB議長講演(ワシントン経済クラブ)
・02:40 ブラード米セントルイス連銀総裁講演(経済と金融政策)
・03:00 エバンス米シカゴ連銀総裁が討論会参加(経済と金融政策)
・03:00 米財務省30年債入札(160億ドル、リオープン)
・03:20 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演(移民と経済成長)
・07:30 クラリダ米FRB副議長講演(ニューヨーク大学フォーラム)《KK》

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