訪日外国人旅行者数が初の年間3000万人超え 日本政府観光局が発表

2018年12月20日 16:28

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 日本政府観光局の発表によると、2018年11月の訪日外国人旅行者数が11月としては過去最高を更新するとともに、12月18日までの累計で史上初となる年間3,000万人を越えたことが分かった。

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■11月の過去最高を更新

 19日に日本政府観光局(JNTO)が発表した2018年11月の訪日外国人旅行者数(推計値)は、これまで11月としては過去最高だった前年同月から3.1%増加し、245万1,000人となった。

■初の3000万人超え

 1月から11月までの累計では2,856万100人で、前年同期比9.1%増だった。さらに同日の発表によると、12月18日までの累計では3,001万人となり、史上初めて年間3,000万人を突破した。

 国土交通省が主体となって実施しているビジットジャパンキャンペーンが始まった2003年時の訪日外国人旅行者数は521万人、その後、2013年に1,036万人となり1,000万人を突破、それから3年後の2016年には2,404万人で2,000万人を突破していた。

■中国、韓国、台湾がトップ3

 11月の国・地域別訪日外国人旅行者数で最も人数が多いのは、中国の61万7,300人で前年同月比8.8%増。続いて、韓国(人数:58万8,200人、前年同月比:5.5%減、以下同じ)、台湾(35万1,900人、3.1%減)、香港(16万7,200人、3.3%減)、アメリカ(12万7,000人、10.5%増)、タイ(10万2,900人、8.9%増)、マレーシア(5万5,500人、6.3%増)、シンガポール(5万4,300人、7.5%増)、フィリピン(4万7,000人、15.8%増)など。

 また、11月までの累計では、中国が778万1,000人(前年同月比14.6%増)、韓国が685万7,400人(同6.1%増)、台湾が442万1,400人(同4.2%増)となっている。

■ベトナム、スペイン、イタリア、インドが大幅増

 11月の訪日外国人旅行者数で最も増加率が高かったのは、ベトナムで前年同月比36.7%増の3万4,000人。続いて、スペイン(人数:8,800人、前年同月比:24.7%増、以下同じ)、イタリア(1万1,600人、24.6%増)、インド(1万3,300人、22.4%増)、ロシア(9,300人、18.6%増)、ドイツ(1万8,500人、16.3%増)、フィリピン(4万7,000人、15.8%増)、フランス(2万2,100人、15.6%増)、インドネシア(3万2,100人、12.4%増)など。

 また、11月までの累計では、ベトナム(36万4,600人、前年同期比26.1%増)、ロシア(8万8,600人、23.8%増)、イタリア(14万1,100人、21.2%増)、スペイン(11万2,900人、20.2%増)、フィリピン(44万8,300人、19.4%増)などで増加率が高かった。

■韓国、台湾、香港が減った理由

 多くの国や地域で訪日外国人旅行者数が増えている中で、韓国、台湾、香港では11月に減少を記録。韓国は「自然災害」「韓国経済の低迷」「韓中関係改善による中国渡航の回復」、台湾は「自然災害」「訪日クルーズ船の設定数の減少」「統一地方選挙の実施」、香港は「自然災害」「米中貿易摩擦による消費マインドの悪化」により、減少したと分析している。(記事:県田勢・記事一覧を見る

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