訪日外国人旅行者向けの「PASMO」発売へ 専用デザインに特典付き

2018年12月15日 20:12

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券面デザイン(画像: 発表資料より)

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 首都圏の鉄道・バス12社局は、訪日外国人旅行者向けのICカード乗車券「WELCOME KANTO PASMO」を2018年12月25日から発売すると発表した。発売期間は、2019年7月31日までの期間限定。発表したのは、小田急電鉄、京王電鉄、京成電鉄、京浜急行電鉄、相模鉄道、西武鉄道、東京急行電鉄、東京メトロ、東京都交通局、東武鉄道、横浜高速鉄道、横浜市交通局の12社局。

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 すでに国内では多くの利用者を持つ「PASMO」だが、これを訪日外国人旅行者、とりわけ関東エリアを訪れたビジターにも積極的に利用してもらい、より便利に、より快適に日本国内の旅行を楽しめるように企画したもの。

 券面デザインには桜のモチーフに富士山、まねき猫を採用している。まねき猫は、発祥の地と言われる場所が全国に複数あるが、世田谷の豪徳寺や浅草の今戸神社など多くは関東圏にあり、江戸の小物玩具としても好んで使われていた。

 外国人から見た“日本らしさ”を象徴するモチーフを選択し、旅行の思い出として強く訴求するものとしてこの図柄が選択された。機能については通常の「PASMO」と同様で、関東地方をはじめ、全国のICカード対応の鉄道やバスの乗車のほか、電子マネーでの買い物にも利用できる。

 また専用優待特典として、券面を提示することで、上野、浅草、秋葉原といった訪日外国人が多く立ち寄る一部地域の店舗などで、割引などのサービスが受けられるという。この優待特典は2019年8月31日までの期間限定だ。

 発売総数は3万枚。うち京成が約6割、京急が約3割、残りを東京メトロ、都営地下鉄、東急が発売する。発売価格は1枚2,000円(デポジット500円含む)、繰り返しのチャージも可能だ。発売場所は、京成の成田空港駅や京急の羽田空港国際線ターミナル駅、東京メトロの上野・新宿駅など。発売対象は訪日外国人旅行者で、購入時には、パスポートを提示し、外国人であることを証明する事が必要となる。また、1人につき購入できる枚数は1枚限りとなっている。

 優待特典の詳しい内容については、発売日当日に公開される専用のホームページで案内する。発売当日はクリスマス。それもまた旅の記憶として印象づけられるのではないだろうか。(記事:M_imai・記事一覧を見る

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