MSGM 、2019年春夏コレクション発表

2018年9月25日 08:42

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記事提供元:ファッションプレス

 MSGM(エムエスジーエム)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月21日(金)に発表された。

■ビビットカラーが元気よく飛び出す

 ピンク、グリーン、イエロー、オレンジ…クレヨンをひっくり返したかのように、鮮やかな色彩が飛び交う今シーズン。観る者にエネルギーを与えてくれるそれらのカラーは、フォーストルックに取り入れられた花々のように、スピーディーにその形態を変え、驚きをもらしてくれる。

 序盤は、パワフルなカラーで映し出したフラワーが主役。クリア素材で仕立てたロングコート、ロングパンツ、量感たっぷりのロングドレスなどにプリントされ、生き生きとした姿をみせている。

■テキスタイルの凹凸・動きを的確にとらえる

 花びらの色、ピンクや赤をじっくりと観察するかのように、時間とともにこの2色にフォーカスがあてられる。ドレスやスカートから模様は姿を消し、単色になることで色彩が持つ力を露わになる。と同時に、ストンとストレートだった洋服のラインが、うねり、ギャザーで寄せられ、波をうち、複雑なフォルムへと変化していく。

■青空に向かって伸びる、夏の花

 主役が暖色からシトラスカラーへと変わると、ランウェイにも黄色の花が咲く。夏の青空を想起させるようなライトブルーのコートの上に咲いたのは、温暖な気候が似合うイエローのフラワーだった。

■色の見せ方にふり幅を

 そこからは、植物たちそして青空そのものを個性を主張するかのように、色柄を複雑に描き出す。タイダイ染めのようにまばらにカラーを見せたり、ホワイトをサンドしてカラーを強調させたり。

 その動きとリンクするように、洋服もデコラティブに代わり、肩からバストラインにかけてボリューミーなフリルを飾ったワンショルダードレスや、毛足の長いフェザーを使ったキャミソールドレスなどが登場。澄んだ青空と浮かんだもくもくの雲を想起させるランダムブリーチのデニムもリボンを飾ったドレスに変形している。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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