【銘柄フラッシュ】アルメディオが急伸しBBタワーはテルアビブ上場も思惑視され大幅続伸

2018年8月27日 16:57

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 27日は、オルトプラス<3672>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、引き続き、23日付で「光と音のRPG『アークザラッドR』、本日より配信開始!」と発表したことなどが材料視されて騰勢が止まらず3日連続ストップ高の19.0%高。このゲームについては、8月10日付で「事前登録者20万人を突破」と発表してから注目が強まったようで、27日まで10日続伸(前日比変わらずを一日含む)となった。

 2位は田淵電機<6624>(東1)の16.7%高となり、6月に任天堂<7974>(東1)の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」に主要部品を納入していると伝えられたことがあり、同ゲーム機の動向についての期待が再燃との見方があり、飛び出すように出直り拡大。

 3位はダブル・スコープ<6619>(東1)の13.1%高となり、四半期決算発表を受けて8月10、13日に2日連続ストップ安となったが、中国系銘柄として独自の買い目があるとされ2日目のストップ安で下げた分を奪回。

 アルメディオ<7859>(東2)は引き続き世界初の新製品「高分散の高濃度炭素繊維のマスターバッチ、塗料ベース」が注目されて2日連続ストップ高の38.7%高。大興電子通信<8023>(東2)はJAXA(独立行政法人・宇宙航空研究開発機構)に衛星追跡管制システムなどで実績があり、引き続き、宇宙ゴミ収集衛星に関する構想が再燃したため連想が広がったとの見方があり2日連続ストップ高の20.2%高。

 メドレックス<4586>(東マ)は武田薬品工業<4502>(東1)との提携が好感されて買い気配のままストップ高の19.6%高。オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は、新興市場でバイオ・創薬株の値動きが活発化する中で、7月にエピジェネティックがん治療薬として研究開発を進めている「OBP-801」の眼科疾患領域への応用を目的に特許出願と発表したことなどが言われて期待再燃の様子となり、一時ストップ高の16.9%高に達し大引けも15.3%高。

 テラ<2191>(JQS)は21.9%高と大きく出直り、24日付で「主要株主の異動」を発表したことなどが材料になったもよう。ブロードバンドタワー(BBタワー)<3776>(JQS)は8月7日付で「テルアビブ証券取引所への上場確定のお知らせ」を発表したことなどが材料との見方があり18.0%高と8日続伸。フューチャーベンチャーキャピタル<8462>(JQS)は地方創生ファンド事業が自民党総裁選に向けて脚光を集めるかもしれないとの見方があり15.4%高と急伸した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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