【株式市場】好業績株など強く日経平均は4日続伸しTOPIXは10日ぶりに1700ポイントを回復

2018年8月24日 15:46

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万2601円77銭(190円85銭高)、TOPIXは1709.20ポイント(10.98ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少なめで9億8377万株

 8月24日後場の東京株式市場は、円相場が対ユーロで円安の度合いを強め、ソニー<6758>(東1)やキヤノン<7751>(東1)が一段とジリ高基調になり、日経平均も次第高となって大引け間際に191円42銭高(2万2602円24銭)まで上げた。4日続伸。終値での2万2600円台は8月9日以来。また、TOPIXは8月14日以来の1700ポイント台回復となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JQ平均も高い。

 後場は、王子ホールディングス<3861>(東1)が第1四半期の大幅増益を見直す動きやSMBC日興証券による目標株価の引き上げを材料に一段とジリ高になり、アライドテレシスホールディングス<6835>(東2)は大嶋章禎会長が米サンノゼ州立大学ミネタ交通研究所評議員に選出されたことなどが材料視されて出直り拡大。マーケットエンタープライズ<3135>(東マ)やYKT<2693>(JQS)は今期も大幅増益の見込みで好業績株の選別相場に乗り出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は少なめで9億8377万株(前引けは4億9384万株)。売買代金は1兆7634億円(同8492億円)。1部上場2104銘柄のうち、値上がり銘柄数は1497(同1346)銘柄、値下がり銘柄数は515(同627)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は25種となり、値上がり率上位は、パルプ・紙、サービス、情報・通信、医薬品、小売り、その他製品、水産・農林、陸運、鉱業、卸売り、食料品、化学、不動産、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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