【株式市場】中国高官が貿易協議で訪米と伝わり日経平均は中盤から急速に回復

2018年8月16日 12:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万2234円19銭(29円97銭高)、TOPIXは小安く1690.91ポイント(7.12ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加し8億5180万株

 16日(木)前場の東京株式市場は、前日の中国株の大幅安やNYダウの続落を受け、日経平均は223円安で始まった後332円52銭安(2万1871円70銭)まで下押した。ただ、10時30分頃からは一気に回復し、米国での報道として「中国の商務次官が貿易協議で訪米する」といった話が伝わり、株価指数の先物が買い戻されたとの見方。前引けは29円97銭高(2万2234円19銭)となった。ただ、TOPIX、東証2部指数、マザーズ指数、日経JQ平均も大きく値を戻したが回復しきれず小安い。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)は10時前に堅調転換して一段ジリ高になるなど、大手銀行株の回復が目立った。米国事業の再編を発表した新日本科学<2395>(東1)が活況高。ウォンテッドリー<3991>(東マ)は8月決算の見通し増額が好感されて急伸。平山ホールディングス<7781>(JQS)は連続最高益の見通しなどへの注目が衰えず大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は増勢となり8億5180万株。売買代金は1兆3504億円。1部上場2104銘柄のうち、値上がり銘柄数は424銘柄、値下がり銘柄数は1612銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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