各地で国際親善試合、ワールドカップへの手ごたえは

2018年5月30日 21:05

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■ロシアワールドカップ秒読み

 サッカーのロシアワールドカップまで秒読みという段階に突入し、各国最終調整を行っている。日本でも選手発表を間近に控えているわけだが、世界ではいち早く最後の親善試合を行いメンバーの確定をしている国もある。

 強豪国は選手層が厚く、落選する選手に焦点があてられることが多々あるが、前回優勝国のドイツからは何と前回大会で決勝点をたたき出したゲッツェが予備登録メンバーから外れ、本選で彼のプレーを見ることができなくなったのが印象的だ。

 一方、前回大会の決勝戦で惜しくもドイツに敗れたアルゼンチンはメッシを中心にチーム力が高まりつつある。南米予選では苦しみ、最終節でようやく本選への切符をつかんだわけだが、29日に行われた親善試合ではハイチと対戦し4-0で勝利した。しかもメッシのハットトリックというおまけつきで、本大会へ弾みをつけている。

■各国の評価

 各国の力関係を図るのに最も中立的とも言えるデータを出しているのがブックメーカーだ。評論家などが持論を出すのとは違い、「オッズ」という形で示している。

 それによると前評判が高いのが、ドイツ、ブラジル、フランス、スペインだ。中でもブラジルが調子を上げてきているとみているブックメーカーが多く、その仕上がり具合は順調とみていいだろう。

 上記に挙げたアルゼンチンも予選で苦しんだが、ブックメーカー最大手のwilliam hillでは5番人気(オッズは10倍)をつけており、予選と本選は別物ととらえられている。ちなみに日本はというと23番人気タイで251倍をつけられている。

■ダークホース的存在は

 最後に面白いチームを紹介したいと思う。それはアイスランドだ。人口わずか33万7,600人程度のこの国がワールドカップ出場を果たしたのだ。この人口は新宿区の人口とほぼ同じでサッカーの選手登録は男女合わせて2万人しかいない。

 そのアイスランドだが、今大会クロアチア、ウクライナ、トルコと言った強豪チームを抑えてグループリーグを1位で突破した。チーム力が高く、勝ちきれるチームのため今大会のダークホースになるのではないかと見ている。

 実は前回大会ではプレーオフまでもつれ込みあと一歩というところまで来ていた。つまり今大会「運でワールドカップ出場を果たした」というよりは実力で切符をもぎ取ったという方が正しい。

 人口が少なくまだまだ注目度の低いアイスランドだが、前回大会のアルジェリア(アルジェリアは前日本代表監督であるハリルホジッチのもとベスト16に輝いた。しかもドイツを延長戦にまで追い詰めたのだ)のような活躍をしてもおかしくないかもしれない。

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