SEGA、メガドライブ再販の方針を明かす ゲーム機市場再参入か

2018年4月9日 21:39

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SEGAのメガドライブ。(c) 123rf

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 セガゲームス(SEGA)は、往年の家庭用ゲーム機「メガドライブ」を再販し、ゲーム機市場に再参入するかどうか検討を進めているという。同社の松原健二社長が産経新聞の取材に応じて語った。

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 メガドライブはセガ・エンタープライゼス(現在のセガゲームス)が1988年10月29日に日本で販売開始した家庭用ゲーム機である。当時、家庭用機器としては画期的だった16ビットCPUの搭載を強くアピール。発売当初は高性能機として市場に大きな影響力を持ち、任天堂のスーパーファミコンが1990年に発売されてのちも、そのライバルとして長く立ちはだかり続けた名機である。

 しかしセガはその後セガサターン、そしてドリームキャストの展開を経て、2001年に家庭用ゲームハードウェア市場から撤退。以後は、ソニーのプレイステーションなど他社の家庭用ゲーム機向けのゲームの製作・販売を続けている。

 さて、近年、オールドゲーム復刻の機運は各所で高まっている。最新のポータブル家庭用ゲーム機、据え置き機、あるいはスマートフォン、はたまたタブレット端末なども含め、様々なところでクラシックゲームの復刻販売が行われている。だが復刻販売にはおのずから限界があり、ゲーム機そのものを復刻するという流れももちろん生まれている。たとえば、任天堂は2017年、スーパーファミコンの復刻版「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」を発売している。

 セガの家庭用ゲーム機も、海外でなら既に復刻販売も行われている。「セガジェネシスフラッシュバック」と言って、台湾で生産され各国に販売されているものだ。ジェネシスというのは、メガドライブの海外展開時の名称である。

 セガにはいくつかの選択肢がある。一番単純なのはセガジェネシスフラッシュバックを日本にも輸入(逆輸入と言うべきか)するというものだ。だが、国内で既に消滅している修理などを担当する保守部門を再構築しなければならないという問題がある。

 他に、昔のゲームソフトをいくつか絞って復刻するという選択肢もある。いずれも現状においては「選択肢」であるにとどまっており、その判断が待たれるところである。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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