大丸松坂屋の「京都・町家プロジェクト」、ブルーボトルコーヒーが3月出店

2018年3月1日 22:20

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ブルーボトルコーヒー京都カフェのイメージ(大丸松坂屋百貨店の発表資料より)

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 京都伝統の町家を保存、活用する「町家プロジェクト」を展開する大丸松坂屋百貨店は2月28日、京都市左京区の南禅寺エリアにブルーボトルコーヒーの京都カフェを3月23日にオープンさせることを明らかにした。ブルーボトルコーヒーの国内出店は8つ目で、関西出店は初めて。京都ならではの町家で味わう本格コーヒーが、観光客に喜ばれそうだ。

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 ブルーボトルコーヒー京都カフェは左京区南禅寺草川町にある築100年以上の旅館を改装した。店舗面積は453平方メートルで、うちカフェテリアが65平方メートル。町家建築の2棟で構成し、オリジナルアイテムを販売するショップスペース、好みのコーヒーが見つかるカッピングスペース、テラス席のある中庭とカフェスペースを並べた。

 座席は44席。柱や梁を整然と組んだ内部の骨組みや趣深くむき出しになった土壁など、町家の風情を残して京都らしい空間を演出した。営業時間は午前8時から午後6時を予定している。

 町家は京都の伝統的な木造家屋で、一般に1950年以前に伝統軸組構法で建築されたものを指す。多くが狭い路地に面した2階建て。奥行きが長く、間口が狭いため、「ウナギの寝床」とも呼ばれている。

 京都市によると、2016年度で市内に4万軒余りが現存しているが、その数は年々減少している。市の推計では1日当たり2.2軒のペースで消えている計算になるという。日本を代表する観光都市の京都にとり、町家は古い寺社とともに京都の景観を構成する重要な要素。そのため、市は保存条例を制定し、空き家となった町家の有効活用を図るとともに、市民や経済界に町家の積極的な活用を呼びかけている。

 大丸松坂屋百貨店は2016年、大丸の創業300周年を記念して東山区祇園町に「大丸京都店祇園町家」を開設した。2017年7月までは高級ブランドのエルメス、2017年8月からは腕時計のウブロが出店、観光客の人気を集めている。

 南禅寺エリアは日本を代表する禅寺で湯豆腐発祥の地として知られる南禅寺のほか、琵琶湖疎水や紅葉の名所の永観堂など美しい景観で有名。大丸松坂屋百貨店は京都カフェを南禅寺エリアの新観光スポットとして売り込む考えだ。(高田泰)

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