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「ファミ通AppVS」のイメージ。(画像: Gzブレインの発表資料より)[写真拡大]
Gzブレインは9日、eスポーツ情報を総合的に発信するウェブメディア「ファミ通 AppVS」を開設した。eスポーツの最新ニュースやプレイヤー紹介、大会リポートなどの情報を配信していくという。
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eスポーツとはエレクトロニック・スポーツの略で、コンピューターゲームやビデオゲームで行われる競技のことを指している。世界では大きなムーブメントになり、地域別予選を勝ち上がった国別世界大会など人気が過熱している。
「ファミ通 AppVS」は、『eスポーツシーンを盛り上げる』、『eスポーツプレイヤーを応援する』をコンセプトに、最新ニュースをはじめ、注目選手に迫るインタビューや、国内外の大会リポートなど、ゲーム業界に長年携わってきた「ファミ通」独自のコンテンツを掲載していくという。
eスポーツ関連市場は20年までに、英サッカープレミアリーグに匹敵する巨大ビジネスに成長するという見方がある。強豪国であるアジアを中心に人気が過熱していることから、この先オリンピックへの採用も期待されているのだ。
さらにeスポーツ世界大会で注目されるのが優勝賞金。米国や韓国などのeスポーツ先進国では賞金総額数十億円を超える世界大会が行われることもあり、世界中のプレーヤたちが賞金稼ぎのプロとしてしのぎを削っている。
こうした世界での盛り上がりを背景に日本でも1日、eスポーツ産業の普及と発展を目的とした新団体「一般社団法人 日本eスポーツ連合」(JeSU)が発足。3つのeスポーツ業界団体が統合して新設された。
JeSUは公認タイトルで優秀な成績を収めることや、指定の講習受講など、全ての条件を満たすプレーヤーにプロライセンスの発行を予定しているという。
それでも日本における普及の道のりは長いという見方がある。その最大の壁は風営法。日本では、お金を払ってゲームを遊べる場所は全てゲームセンターとされ、バーなどにゲームを置いて遊ぶことは違法とされている。
一方海外ではゲーム機が家の外に持ち出されることにより、ゲーム大会が世間に認知されて世界大会へと拡大した経緯があるという。日本におけるゲーム大会へのハードルは法制面において大きなものがあるのだ。
とはいえ世界におけるムーブメントに日本は乗り遅れるわけにはいかない。新たな団体も発足したことで、今後のeスポーツをめぐる日本の動きに注目をしていきたい。
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