山形県大蔵村に小水力発電所を建設へ、日本工営

2018年1月24日 15:17

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発電に使われる予定の舛玉砂防堰堤。(画像:日本工営発表資料より)

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 日本工営は、同社のグループ会社である工営エナジー、ならびに山形県の大蔵村、そしてもがみ自然エネルギー社と共同出資で「おおくら升玉(ますだま)水力発電株式会社」を設立、銅山川の舛玉砂防堰堤に小規模な水力発電所を建設する事業を進めることで合意した。

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 水力発電所は古典的な発電所である。古くは日本で最大の電源であった時代もあった。立地的制約の限界から今日では新規の建設はあまり行われてはいないが、近年では再生可能エネルギーの一種として新しい可能性に着目されるようにもなってきている。

 建設される発電所は、「おおくら升玉水力発電所」と命名されることになる。舛玉砂防ダムを取水設備とし、堰堤直下に発電所を建設する。水力発電所というときに一般的にイメージされがちなそれと違ってダムとしての機能は持たない。しかし高低差を活用することで、効率的な発電を行うことができる。

 年間の発電量は約3,500MWhと見込まれており、一般家庭にして1,200世帯分に相当する。発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)に基づき販売される。

 ちなみに日本工営は10年前、2008年から全国で小規模水力発電所の適地の調査・探索を行っている。舛玉が適地として選ばれたあと、大蔵村との交渉が行われ、協力が得られることになったために、事業が進められるものである。

 ほか、概要は以下の通り。

■建設地
舛玉砂防堰堤(山形県大蔵村大字赤松地内)

■河川名
最上川水系銅山川

■発電方式
流込式水路式

■最大有効出力
490kw

■最大使用水量
6.0立方メートル毎秒

■有効落差
10.2メートル

■建設開始
2018年4月

■竣工予定
2020年8月を予定(藤沢文太)

関連キーワード山形県水力発電固定価格買取制度日本工営

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