秋ドラマ注目度ナンバー1！綾野剛&星野源の「コウノドリ」第2期スタート

■2017年秋ドラマ最注目の「コウノドリ」

　10月に入り、秋ドラマが徐々にスタートしている。その中で最も注目されているのが「コウノドリ」だろう。産婦人科を題材にした漫画が原作で、キャストも最近注目の役者たちが揃っているのが特徴だ。

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■まずは「コウノドリ」をチェック！

　「コウノドリ」は鈴ノ木ユウが2012年から「モーニング」で連載している漫画。筆者の妻の出産を契機に命の誕生や産婦人科で働く人に感動し、当漫画の連載をスタートさせたそうだ。当初は短編の予定だったが多くの反響もあり、2013年から正式に連載がスタートした。また、2015年には第39回講談社漫画賞・一般部門にノミネートされ、2016年には第40回講談社漫画賞・一般部門を受賞している。

　物語としては、医師でありジャズピアニストである鴻鳥サクラが主人公。鴻鳥サクラは医師とピアニストになりたいという夢をどちらも叶え、世間でも名の知られているジャズピアニストとして活動している。彼が演奏する際は黒のスーツとウィッグを付けて「ベイビー」という名前で、コンサートはすぐにチケットが切れてしまうほどの人気ぶりとなっている。

　しかし、コールが掛かればコンサート中でもすぐに中止してしまい、本業である産婦人科に変わってしまう。彼は産婦人科医として15年以上も仕事をこなしてきたベテランで、「出産」にかかわる様々な問題と向き合い続けている。中絶、妊婦の受け入れ拒否、未成年の妊娠、無脳症、性感染症、子宮外妊娠……。多くの悩みを抱える患者に対し、サクラは産婦人科医としてケアを行い続ける。

■「泣ける」と話題の原作を綾野剛で実写化！

　非常に重いテーマを扱っている「コウノドリ」だが、この漫画を題材に2015年には実写ドラマ化が行われた。漫画同様に多くの感動を呼んだドラマとなったが、その反響を受けて2017年の秋ドラマとして再び帰ってくることになる。

　本作人において主人公の鴻鳥サクラを演じたのは綾野剛。現在、多くのドラマ・映画で活躍しており、特に「怒り」で見せたセクシャルマイノリティ役は絶賛の嵐だった。また、2017年に公開された映画「亜人」でも圧巻のアクションを見せており、役者としては十分な素質を持っているのがわかる。

　そして、本ドラマには「逃げるは恥だが役に立つ」で大ブレイクした星野源も出演。それ以外にも松岡茉優や佐々木蔵之介など、大いに期待できる役者陣がそろっている。

　「コウノドリ」はTBS系列にて2017年10月13日22時からスタート。（記事：藤田竜一・記事一覧を見る）