ソニー、3D機能搭載の新スマホ「Xperia XZ1」をauから11月中旬に発売

2017年10月12日 11:44

印刷

ソニー「Xperia XZ1」(写真: KDDIの発表資料より)

ソニー「Xperia XZ1」(写真: KDDIの発表資料より)[写真拡大]

  • 「Xperia XZ1」(写真: ソニーモバイルコミュニケーションズの発表資料より)

 ソニーモバイルコミュニケーションズは11日、新しいスマートフォン「Xperia XZ1」を、auから11月中旬に発売すると発表した。進化したカメラシステムと新機能3Dクリエーターを搭載し、「Xperia XZ1 SOV36」として発売される。

【こちらも】ソニー、壁などの投影画像でタッチ操作できる「Xperia Touch」発売

 Xperiaが誇るMotion Eyeカメラシステムには、シャッターを押す直前の画像を自動で記録してくれる先読み撮影機能が備わっている。そこに人の笑い顔を捉える笑顔検知機能が追加されたほか、動く被写体にフォーカスを合わせ続けるオートフォーカス連写機能も新搭載。1秒ほどの間に最大10枚の連写が可能だ。

 また、目ではとても追えないような一瞬をスーパースローモーションで撮影することもできる。1秒960コマという高精度のスーパースロー映像は、テレビや映画のそれと比べても遜色ないほどだ。

 さらに注目されるのはソニーモバイルが独自開発した新機能、3Dクリエーター。人や物に対する360度の3D撮影ができ、しかも専用の機材を必要としない。スマートフォンだけで人の顔といった立体的な被写体をスキャンし、すぐに3Dデータを作成する。

 被写体の顔を取り入れたリアルな3Dアバターを写真や動画に入れて遊んだり、SNSへの投稿もできる。3Dアニメーションを使い、スキャンデータに動きやメッセージを付けてSNSでシェアするのも1つの楽しみ方だ。ちなみに3Dプリンターを利用すれば立体造形物として出力することも可能。

 オーディオ機能では、従来より50%向上した大音量のフロントステレオスピーカーを備え、Xperia史上最大となる。ディスプレイはHDR対応の約5.2インチフルHDで、ソニーがブラビアで培った技術を採用した。奥行きや立体感あふれる、鮮明な映像を楽しめる。

 デザインは継ぎ目なく上品にまとまっており、質感も滑らか。手に馴染みやすい形に仕上がっている。なお、現状カラーはムーンリットブルー、ブラック、ウォームシルバー、ヴィーナスピンクの4種類が用意されている。(記事:小椋恒示・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事