夏休みの宿題、子どもだけでなく親にとっても課題? キッズラインが調査

2017年8月11日 16:53

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 スマホで呼べるベビーシッターサービス「キッズライン」を運営するキッズラインは、夏休みの自由研究・宿題に関するアンケートを会員に実施した。自由研究の実態、そこから見える家族模様、そして夏休み終了間際に慌てずに自由研究などを終わらせる方法なども紹介する。

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 夏休みの自由研究・宿題を手伝うか?と問うと、子供の宿題を「全面的に手伝う」(54.1%)、「頼まれれば手伝う」(45.9%)と、キッズラインユーザーの家庭では手伝う派が圧倒的多数だった。

 手伝いたいが最もサポートが難しいと感じる宿題を聞くと「自由研究」(29.8%)、「読書感想文」(19.0%)、「絵または工作」(13.0%)、「ドリルやプリント」(10.8%)、「漢字のノート書き」(5.2%)となった。その理由を具体的に聞くと、「アイディアが浮かばない」「手間や時間、用具などの準備が必要だから」「時間がない」「自分自身が絵が苦手」「自由研究はテーマが決まっていないために、一から考えるのが億劫」などが挙がった。

 親子で宿題に取り掛かる場合、2つのタイプに分かれることが多い。一つ目は、親子で楽しく自由研究の題材から完成までを、サポートしながら取り組める「順風満帆タイプ」。楽しみながら子供が積極的に取り組んでいる場合は、自由研究もストレスなく進めることができることが多い。

 二つ目は子供の自由研究にあれこれ口出し、親子で喧嘩になる「過保護タイプ」。なかなか自由研究に子供が取り掛からず、横から見ていて親はイライラカリカリ。夏休み終盤になり子供に確認すると全く手をつけていないことが発覚し、親子で喧嘩が勃発。さらに、その様子を見て夫婦で教育方針の違いが露呈。家族全員で大バトルに発展するケースもあるようだ。

 多くの地域では夏休みも約半分がすぎたころだが、そろそろ子どもたちの宿題も気にし始めてもいいかもしれない。(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る

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