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ヨコレイ:ASF社エビ養殖へ参入
■養殖のAGROBEST(マレーシア)と包括業務提携結ぶ
冷蔵倉庫の大手ヨコレイ(横浜冷凍)<2874>(東1)の連結子会社であるアライアンスシーフーズ(ASF社)は、マレーシアで海老養殖事業を展開するAGROBEST社(代表者 林 依水氏「AGR社」)と包括業務提携契約を締結した。 今後、ASF社はAGR社及びその関連会社に対し、投融資による資金提供(総額25億円相当)し、販路の拡大協力並びにパートナーシップを築く予定である。
ヨコレイグループは加工鰻取引を通じAGR社の林依水氏と親交があり、今回マレーシアに於ける海老養殖事業について、AGR社から協力の要請があり契約締結に至った。
■AGR社、2年目から営業利益計上を見込む
発表によると、AGR社はマレーシアのペカン地区郊外に約500池を所有し、現在の年間生産能力は5,000tであり、ヨコレイグルーブと共同事業を進め将来的には年間生産能力30,000tにスケールアップを図る。 なお、AGR社は2年目(2018年)から営業利益で黒字を計上する見込みである。
ヨコレイグループは昨年7月にノルウェーのトラウトサーモン養殖事業会社の買収により、鮭鱒類について「垂直統合型ビジネスモデル」の構築に踏み出したが、今回の海老養殖事業への参画もヨコレイサイドとしては、ノルウェーのケースと同様の進展を視野に取り組み、海老の安定調達を意図している。 また、ASF社が出資しているノルウェーのHofseth BioCare ASが製造する、養殖餌料用サプリメントの有効性について、共同で研究開発を行う。
【AGROBEST社の概要】 (1)会社名 AGROBEST(M) SDN.BHD、(2)代表者名 林依水、(3)所在地 マレーシア パハン州 ペカン郊外、(4)資本金 3,334万マレーシアリンギット、(5)従業員数 460人、(6)保有施設:海老養殖施設及び孵化場、加工場、餌料工場、 (7)事業計画: (養殖事業計画) 2017年・生産数量5,000t,売上1,581百万円、営業利益-13百万円 2018年・生産数量7,000t,売上1,977百万円、営業利益230百万円 2019年・生産数量9,000t,売上2,471百万円、営業利益559百万円 (情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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