マザーズ指数は4日続伸、小じっかり、アンジェスは7営業日続伸/マザーズ市況

2017年6月16日 19:39

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記事提供元:フィスコ


*19:39JST マザーズ指数は4日続伸、小じっかり、アンジェスは7営業日続伸
 本日のマザーズ市場では、日銀の金融政策決定会合で海外経済と個人消費の判断を引き上げられたことを受け日経平均が堅調に推移したこともあり、週末ながら小じっかりとした動きとなった。なお、マザーズ指数は4日続伸、売買代金は概算で1546.07億円。騰落数は、値上がり107銘柄、値下がり120銘柄、変わらず9銘柄となった。直近で強い動きをしていた仮想通貨関連やバイオ関連に引き続き関心が向かう格好となった。
 売買代金上位では、REMIX<3825>が年初来高値を更新。子会社のビットポイントジャパンが店舗決済サービスを拡充し、8月より仮想通貨「イーサリアム」の取り扱いを開始すると発表したことが好感されたようだ。また、アンジェス<4563>が7営業日続伸。遺伝子治療薬の申請観測報道が引き続き材料視された。一方で、トランスジェニック<2342>やSOSEI<4565>などはさえない展開となった。上昇率上位では、五輪水泳会場予定地で土壌汚染と伝わったことを受けて思惑買いが向かったエンバイオHD<6092>が28%超上昇したほか、GNI<2160>やIIF<6545>の上昇が目立った。下落率上位では、パス<3840>やホープ<6195>、ケアネット<2150>などの下落が目立った。
 なお、前日にマザーズ市場へ新規上場したビーブレイクシステムズ<3986>の初値は公開価格の約4.6倍となる7700円(公開価格1670円)となった。足元で高まるクラウドサービス関連の投資テーマということもあり、高い人気を集めた。《SK》

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