ライフ RSS

 

小学校でのプログラミング教育、2020年から必修化に 文部省が検討

2017年5月22日 07:46

小

中

大

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

2020年から小学校でのプログラミング教育を必修化するために文部科学省で準備が進められている。コンピュータに親しみ、プログラミングの思考を身につけ、これからの情報化社会に対応できる人材を育成することが目的とされている。  

2020年から小学校でのプログラミング教育を必修化するために文部科学省で準備が進められている。コンピュータに親しみ、プログラミングの思考を身につけ、これからの情報化社会に対応できる人材を育成することが目的とされている。  [写真拡大]

写真の拡大

 2020年から小学校でのプログラミング教育を必修化するために文部科学省で準備が進められている。17年2月には、小学校の学習指導要領案にプログラミングが盛り込まれた。しかし、ジャストシステムの意識調査によると、この必修化の動きについて6割の親が知らなかったという。どのような目的で教育現場にプログラミングが導入されるのだろうか。

 「IoT」や「人工知能」など、いわゆる「第4時産業革命」と呼ばれる産業の変革において、社会の変化に対応する人材を育成するということが、プログラミングが導入される背景だ。

 生活の中で自動販売機やロボット掃除機など、さまざまなものに内蔵されたコンピュータのプログラムによる恩恵を受けているが、まず子供たちがコンピュータを「魔法の箱」ではなく、人間の叡智が生み出したものであると理解させる。そして、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験させながら、時代を超えて必要となる資質・能力を、発達の段階に即して身に付けさせることが重要だとしている。

 コーディングといった具体的なスキルを教えるのではなく、コンピュータに親しんで、「プログラミング的思考」を養うことが目的だとされている。実は、現在でも授業にプログラミングを導入している小学校は存在している。文科省のホームページには1年生の生活科の授業の中でiPadを使い簡単なプログラミングの体験をさせたり、4年生の図画工作科の授業でプログラミングによって動く工作物を作らせたりという実例が紹介されている。このような授業を通して、コンピュータに慣れ親しませたり、コンピュータへの指示の仕方を学んだりする。

 

 人工知能が普及する中で、単純労働はコンピュータに置き換わると言われている。一方で、「システムを作りだす」「コンピュータに指示を出す」というスキルがますます必要とされるだろう。早期にコンピュータに親しみ、プログラミングの思考を身につけるという教育は、確かにこれからの時代に社会で活躍する人材になるためには必要な条件と言える。日本のITの発展のためにも、プログラミングには期待したい。(編集担当:久保田雄城)

■関連記事
「STEM教育」重視の母親、約7割で対策済み プログラミング教育必修化の認知は約4割
地域IoTで課題解決へ 総務省、「地域IoT実装推進ロードマップ」を公表
約半数の親が必要性を認識 子どものプログラミング学習に関する調査より
多様化するオンライン学習プラットフォーム 「gacco」の法人利用が3万人を突破
IT人材、200万人に増やせるか 人材育成と労働環境改善が課題

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワードロボット人工知能(AI)IoT(Internet of Things)ジャストシステム学習指導要領文部科学省

広告

写真で見るニュース

  • 新型「ヤリス」フロント(プロトタイプ)(画像:トヨタ自動車発表資料より)
  • SUBARU XV「Advance」(画像: SUBARUの発表資料より)
  • スウェーデンの首都ストックホルムにあるノーベル博物館の扉 (c) 123rf
  • 地上階の空間設計。(画像:大阪地下街発表資料より)
  • 新型「BMW X1」。(画像: ビー・エム・ダブリューの発表資料より)
  • エクステリア(写真:トヨタ自動車発表資料より)
  • 完成した住友不動産秋葉原駅前ビル(住友不動産発表資料より)
  • 登録証と記念盾。(画像:Meiji Seikaファルマ発表資料より)
 

広告

ピックアップ 注目ニュース