セコム、リストバンド型端末による健康管理・救急対応サービス

2016年12月22日 05:43

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「セコム・マイドクターウォッチ」の主な機能(セコム発表資料より)

「セコム・マイドクターウォッチ」の主な機能(セコム発表資料より)[写真拡大]

 セコムは21日、ホームセキュリティとヘルスケアを融合したリストバンド型の健康管理・救急対応サービス「セコム・マイドクターウォッチ」を2017年初夏にサービス開始することを発表した。

 17年1月から「セコム・ホームセキュリティ」の契約者を対象にモニターを募集し、同サービスのトライアルを行う。

 「セコム・ホームセキュリティ」のオプションサービスとしてリストバンド型ウェアラブル端末を使い、健康管理と救急対応サービスが一体となって提供される。健康管理サービスは、歩数や消費カロリーなどの活動量を計測し、データは自宅の「セコム・ホームセキュリティ G-カスタム」の液晶モニターでグラフ化される。

 救急対応サービスは、「救急通報」や「転倒検知」、および「ライフ監視」などの機能で日常生活の不安や危険に対応する。異常発生時には全国約2,800カ所の緊急発進拠点から緊急対処員が駆け付け、必要に応じて救急車の手配を行う。

 17年初夏の正式サービス開始時にはスマートフォンと連動させて、屋外での利用やスマートフォンアプリを用いた健康管理サービス、IoTに対応した体組成計や血圧計などとの連動も可能になる。また、将来的には、血圧や脈拍、体温などの測定機能を持たせることで、病気予兆検知までサービスを拡大するという。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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