安保理決議履行へ強い圧力必要―岸田文雄外相

2016年10月18日 20:06

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

岸田文雄外務大臣は18日の記者会見で、北朝鮮が15日に弾道ミサイルを発射したことに「国連安保理が18日未明、弾道ミサイル発射を非難し、安保理決議等を遵守することを求めるステートメント(報道機関向け声明)を発出した」とし「これは安保理として一致して北朝鮮に対し挑発行動を容認しないという強い姿勢を示すものであると考える」とステートメント発出の意味を語った。

 そのうえで、岸田外務大臣は「我が国としても引き続き安保理の場において関係国とも連携しながら、新たな決議、採択に向けて努力しなければならない」と語った。

 岸田外務大臣は「我が国独自の措置についても引き続き検討を続けていく。タイミング等も含めて国際社会の動きを見ながら考えていかなければならない。いずれにせよ挑発行動を自制し、安保理決議等を履行するべく促していかなければならない。そのための強い圧力が重要」と実効性のある圧力が必要とした。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
北の核実験に抗議の決議案 衆参全会一致で採択
北朝鮮問題で日米韓が緊密連携 3か国外相一致
韓国外相にGSOMIA締結働きかけ 岸田外相
国連、二国間外相会談で日本の考え発信と外相
3発発射のミサイル着弾「全て半径1キロ以内」

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事