個別銘柄戦略:自動車の一角には買戻し、自動運転やヘルスケア関連に関心

2016年5月6日 09:06

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記事提供元:フィスコ


*09:06JST 個別銘柄戦略:自動車の一角には買戻し、自動運転やヘルスケア関連に関心
売り先行後は底堅さが意識されそうである。5日の米国市場では6日の雇用統計を見極めたいとする模様眺めムードの中、方向感が定まらない展開。東京市場についても雇用統計待ちといったところであろう。一方で、円相場は連休中に1ドル150円台と円高が進行していたが、安倍首相による市場介入示唆によって、107円台へと円高が一服している。2日の日経平均は500円を超える下落となっていた反動もあり、売り一巡後の自律反発も意識されやすいところである。円高一服と4月の米新車販売販売が3.6%増だったこともあり、トヨタ<7203>、日産自<7201>、富士重<7270>の買戻しを意識。その他、米アルファベットの自動運転車部門と自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は、技術提携をめぐる協議で大詰めを迎えているとの報道もあり、自動運転関連。米アップルは、ヘルスケア部門の幹部にロボット工学の専門家で日本生まれの松岡陽子氏を起用したことを明らかにしたと報じられており、ヘルスケア関連なども注目されよう。《WA》

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