今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ドル・円相場に大きな動きがない場合、ユーロは122円台後半で上げ渋る可能性

2016年5月6日 08:49

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記事提供元:フィスコ


*08:49JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ドル・円相場に大きな動きがない場合、ユーロは122円台後半で上げ渋る可能性

ユーロ・ドルは、1.0458ドル(2015/3/16)まで下げた後、一時1.1714ドル(2015/8/24)まで反発したが、1.0524ドル(2015/12/03)まで反落。ただし、1.1616ドル(2016/05/03)まで戻している。

ユーロ・円は、141円06銭(2015/6/04)から122円06銭(2016/3/1)まで下げた後、128円22銭(2016/3/31)まで戻したが、その後121円59銭(2016/05/02)まで反落している。

本日のユーロ・円は、主に122円台前半で推移か。ポジション調整的なユーロ売り・米ドル買いは一巡しつつあるが、ユーロ圏の成長見通し引き下げの影響は残されているようだ。ドル・円相場に大きな動きがない場合、ユーロは122円台後半で上げ渋る可能性がある。


【ユーロ売り要因】
・ユーロ圏におけるインフレ進行の可能性は低いとの見方
・欧州中央銀行による追加緩和の可能性残る
・ユーロ圏経済の低成長は長期化の見通し


【ユーロ買い要因】
・1-3月期ユーロ圏域内総生産は予想を上回る
・米利上げペースが速まる可能性は低いとの見方
・ユーロ圏失業率は低下傾向《WA》

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