関連記事
ホーキング博士曰く、ブラックホールは別の宇宙への入り口である可能性がある
あるAnonymous Coward 曰く、 スティーブン・ホーキング博士はハーバード大学で開催された講演で、ブラックホールが平行宇宙への入り口である可能性に言及した(ScienceWorld Report、Slashdot)。
長年にわたりブラックホールは電荷、角運動量と質量を保存する以外は、吸収した星についての情報を保持しないと推測されていた。しかし量子力学により、ブラックホールは、特定の波長を有する粒子によって形成が可能であることが判明。現在はブラックホールには外部からは観察できない多くの情報が含まれていると考えられるようになった。これはブラックホールの性質についての「ブラックホール情報パラドックス」として知られている。
ホーキング博士は「200年以上かけて築いてきた科学の決定論を信じている。それは科学の法則は宇宙の進化を決定することである。情報がブラックホール内で失われた場合、私たちは未来を予測することはできません」と語った。このことは2014年ごろの主張とは対照的である。現在、ホーキングと彼の同僚は、情報がブラックホールから返されて事象の地平線でコード化されるメカニズムを説明するための「SuperTranslations」に取り組んでいる。
スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス | 宇宙
関連ストーリー:
国際研究チーム、重力波を初観測 2016年02月12日
ミニブラックホールは宇宙を滅ぼす可能性がある? 2015年08月05日
ブラックホールには形があるのか 2015年06月05日
21年後に巨大ブラックホール衝突が発生する可能性 2015年04月30日
従来理論では説明できない超巨大ブラックホールが見つかる 2015年03月02日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク

