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後場に注目すべき3つのポイント~上に幻のSQ値、個人主体での中小型株への物色に
*12:36JST 後場に注目すべき3つのポイント~上に幻のSQ値、個人主体での中小型株への物色に
12日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・上に幻のSQ値、個人主体での中小型株への物色に
・ドル・円は123円45銭付近、米国10年債利回り低下で上げ渋る展開
・日銀からのETF買入れは期待できない状況
■上に幻のSQ値、個人主体での中小型株への物色に
日経平均は小幅高。10.35円高の20393.32円(出来高概算17億1000万株)で前場の取引を終えた。欧米市場の上昇や円相場の落ち着きなどを受けて、続伸で始まった。また、先物オプションSQに絡んだ売買が差し引きで買い越しだったことも、日経平均を押し上げる格好となった。
しかし、20400円を回復して始まった日経平均は、寄り付き直後に20437.26円まで上げ幅を広げたが、その後は下げに転じる局面をみせるなど、20400円を挟んでのこう着をみせている。SQ値は概算で20473.83円となったが、結果的に上に幻のSQを残す格好となり、上値を抑える要因にも。
セクターでは、医薬品、精密機器、その他製品、水産農林、電気機器、繊維などがしっかり。一方で、電力ガス、空運、パルプ紙、陸運、鉱業、非鉄金属、海運、鉄鋼などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が過半数を占めているが、規模別指数では大型株指数のみがマイナスとなり、主力株の軟調が日経平均の重石に。
日経平均は前日に300円を超える大幅上昇をみせており、これに対する反動安は想定されていた。しかし、SQに絡んだ売買が買い越しだったこともあり、SQ値を押し上げている。SQ値が低く抑えられ、SQ値が支持線として意識される可能性があるとみていたが、反対に上に幻のSQ値を残してしまっている。
また、前引け段階の日経平均の上昇率が+0.05、TOPIXが+0.03%である。これによって後場に日銀からのETF買入れは期待できない状況。週末要因から手掛けづらくなる中で、先物主導での売り仕掛け的な売買には警戒しておく必要がありそうだ。
もっとも、物色は中小型株にシフトしており、日経平均がこう着の中、新興市場を中心に個人の値幅取り狙いの活発な売買は続きそうである。
■ドル・円は123円45銭付近、米国10年債利回り低下で上げ渋る展開
ドル・円は123円45銭付近で推移。米国10年債利回りの低下を受けて上げ渋る展開となった。ユーロ・ドルは小動き、1.1236ドルから1.1258ドルで推移。ギリシャ債務協議への警戒感から上げ渋る展開となった。ユーロ・円は小動き、138円87銭から139円06銭で推移。
12時30分時点のドル・円は123円45銭、ユーロ・円は139円03銭、ポンド・円は191円64銭、豪ドル・円は95円71銭で推移している。
■後場のチェック銘柄
・ファーストリテ<9983>が日経平均を約15円押し下げ
・電力・ガスセクターは投資判断格下げの動きが散見
・日銀からのETF買入れは期待できない状況
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
・13:30 4月第3次産業活動指数(予想:+0.4%、3月:-1.0%)
<海外>
・15:00 独・5月卸売物価指数(4月:前月比+0.4%)《SY》
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