銃を自作するためのオープンソースCNC工作機械「Ghost Gunner」

2015年1月9日 08:00

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 銃を持つ権利を主張する団体であるCATICome and take it、銃を持つ権利を正当化するというスローガンでもある)が、オープンソースで開発された「Ghost Gunner」と呼ばれるコンピュータ数値制御(CNC)工作機械を使って銃器を製造するデモを行うという(hacked.comCATIプレスリリースSlashdot)。

 Ghost Gunnerは、テキサス州のDefense Distributedという非営利団体が開発した工作機械。この団体は、米国の「武器を保有する権利」に基づき、防衛のための武器を開発することを目的としている。市販のCNC工作機械では、精度を求めると高価になり、いっぽうで安価な製品では精度が足りないことからGhost Gunnerが開発されたそうだ。

 Ghost Gunnerで作成済みのデータを利用するだけであれば専門知識はほぼ不要で、軍用AR-15(いわゆるM16自動小銃)の約80%の品質を持つレシーバー(機関部)を簡単に作り出せるという。

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