注目銘柄ダイジェスト(前場):東レ、三菱UFJ、グリーなど

2014年11月17日 11:33

印刷

記事提供元:フィスコ


*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):東レ、三菱UFJ、グリーなど

東レ<3402>:836.4円(前日比+27.8円)
年初来高値更新。米ボーイングから炭素繊維を1兆円受注と報じられている。現行機と次期大型旅客機「777X」の主翼部分に今後10年以上にわたり独占供給するようだ。高水準の受注に対応するため世界最大級の炭素繊維工場を建設する計画。同事業の収益率は相対的に高いともされており、当面の業績けん引役になるといった期待感があらためて高まる格好にもなっているようだ。

三菱UFJ<8306>:664.2円(同+19.1円)
強い動き。先週末に上半期決算を発表、同時に発表した自社株買いと増配がポジティブなサプライズにつながっている。1000億円を上限とする自社株買い、並びに、2円の増配を発表している。想定よりも早いタイミングでの株主還元策強化と評価を高めさせているようだ。なお、決算数値も計画に対して順調な進捗を見せており、プラス材料につながっているとみられる。

グリー<3632>:825円(同+4円)
反発。モバイルゲームのgumi<3903>がIPOを発表、12月18日に東証に上場、市場は未定だが1部上場が有力とみられる。人気化が想定されるIPO案件となるが、同社は大株主の一社でもあり、含み益の拡大などが期待される状況にもなっているようだ。同社は363.5万株を保有する第2位株主となっており、想定発行価格3300円をベースにすると、持分は120億円程度になる。なお、gumiの上場に伴い、同社は235万株の売出しを実施する。

岩谷産業<8088>:767円(同+13円)
しっかり。トヨタ<7203>が燃料電池車の燃料となる水素の供給事業を開始すると伝わっている。グループの豊田通商<8015>を通じて水素ステーションを運営する新会社を設立、新会社には同社なども共同出資するもよう。水素ステーションの販売拡大が期待されるほか、燃料電池車の普及拡大にもつながっていくとの期待感が先行へ。三菱化工機<6331>なども買い先行の展開に。

関東電化工業<4047>:496円(同+52円)
急伸。先週末に発表した上半期決算が評価材料視されている。営業利益は12.8億円で前年同期比2.9倍、従来計画の9億円を上回り、通期予想は23億円から28億円に上方修正している。精密化学品事業部門の売上が計画を上振れたようだ。第1四半期決算発表時に続く上方修正の格好となり、ポジティブなインパクトが強まる形に。

サイバダイン<7779>:3555円(同+5円)
続伸。米国時間14日に、ロボットスーツ「HAL」医療用の医療機器承認の最終申請書類を米国食品医薬品局(FDA)に提出したと発表。2015年中のFDA承認を目指すとしている。一部報道では、来春にも承認が得られる見通しで、保険会社などと連携して病院へのレンタル販売の態勢を整える方針と伝えている。なお、14日には上期(4-9月)決算と通期業績予想の下方修正を発表しているが、「HAL」の米国展開への期待から買いが先行する形に。

ミクシィ<2121>:5510円(同+100円)
反発。14日よりスマートフォンゲーム「モンスターストライク」中国版の事前登録を開始したと発表している。インターネットサービス大手のテンセント社が提供する「WeChat」「QQ」にて登録可能で、正式提供は12月上旬の予定。前週には週間で17.2%下落した反動もあり、本日は買い先行の展開に。《KO》

関連記事