後場に注目すべき3つのポイント~日銀は金融政策の「現状維持」を決定

2014年9月4日 12:20

印刷

記事提供元:フィスコ


*12:21JST 後場に注目すべき3つのポイント~日銀は金融政策の「現状維持」を決定

4日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・金融緩和メリットセクターの押し目狙いか
・ドル・円は104円83銭付近、黒田日銀総裁の会見待ち
・日銀は金融政策決定会合で金融政策の「現状維持」を決定

■金融緩和メリットセクターの押し目狙いか

日経平均は小幅に反落。24.46円安の15703.89円(出来高概算10億4000万株)で前場の取引を終えた。3日の米国市場ではウクライナとロシアが停戦で大筋合意したとの報道を好感して買いが先行。ただ、来週に新製品発表会を控えた米アップルが今年1月以来の大幅な下げとなったことで、市場全体の警戒感につながっている。円相場は1ドル104円85銭辺りでの推移と、105円を下回っていることもあり、利益確定の売りが優勢に。

ただ、下を売り込む流れにはならず、日経平均は15700円を挟んでのこう着となっており、日中値幅は60円弱となっている。日銀の金融政策決定会合の結果待ちとなる中、現状維持がコンセンサスながらも、結果を見極めたいとするムードに。セクターでは、鉱業、食料品、パルプ紙、非鉄金属、電力ガスなどがしっかり。一方で、海運、その他金融、鉄鋼、建設、金属製品、情報通信などが冴えない。

日経平均は狭いレンジでの取引となっており、まずは日銀の金融政策決定会合の結果を受けた反応を見極めたい。現状維持を受けて金融緩和メリットセクターなどが売られる局面ともなれば、押し目拾いのスタンスになろう。こう着の中では材料系の銘柄にシフトしやすいが、ミクシィ<2121>、サイバダイン<7779>等の方向感は掴みづらい。また、強い値動きが続いていている古電池<6937>は、寄り付き直後に1660円まで上げ幅を拡大した後、前引けでは1420円まで上げ幅を縮めている。材料系銘柄での資金の逃げ足は速く、GPIF改革など政策絡みの材料を手掛かりとした主力処への物色を意識しておきたいところか。

■ドル・円は104円83銭付近、黒田日銀総裁の会見待ち

ドル・円は104円83銭付近で推移。ドル・円は、黒田日銀総裁の会見待ちで動意に乏しい展開。ユーロ・ドルは、1.3144ドルから1.3154ドルで推移。欧州中央銀行定例理事会の結果待ちで動意に乏しい展開。

12時19分時点のドル・円は104円83銭、ユーロ・円は137円83銭、ポンド・円は172円52銭、豪ドル・円は97円99銭付近で推移している。

■後場のチェック銘柄

・日銀は金融政策決定会合で金融政策の「現状維持」を決定
・円安一服で日経平均は利食い先行も、黒田日銀総裁会見待ちに
・金融緩和メリットセクター中心に押し目狙いのスタンスか

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

15:30 黒田日銀総裁、記者会見

<海外>

15:00 独・7月製造業受注(前月比予想:+1.5%、6月:-3.2%)《KO》

関連記事