三菱重工、スカパーJASTから衛星打ち上げ輸送サービスを受注

2014年5月15日 14:01

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 三菱重工業は14日、アジア・オセアニア地域最大の放送・通信衛星オペレーターであるスカパーJSATから衛星打上げ輸送サービスを受注したと発表した。

 三菱重工によると、今回の衛星は2016年度に同社のH-IIAロケットを使用して、種子島宇宙センターから打上げる予定。

 H-IIAロケットは、これまでに23機中22機の打上げに成功している日本の基幹ロケット。打上げ成功率は約96%で、高い成功率を誇っている。

 三菱重工は、今回の受注を弾みとして、国内外の衛星打上げ輸送サービス市場で一層積極的に営業活動を展開し、日本の宇宙活動を支える産業基盤の確立に中心的な役割を果たしていくとしている。

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