【じっくり投資コーナー】ありがとうサービスは増配で年75円配当、利回り4%

2014年3月12日 09:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ありがとうサービス <3177> (JQS)は、3月11日(火)43円高(+2.39%)の1843円と反発している。デフェンシブ性の強い好業績銘柄として割安感があるほか、配当利回り妙味が増すことから、中長期的な視点で待ち伏せ買い妙味が膨らむことから、注目したい。

  同社は、リユース事業では「ハードオフコーポレーション」と「ブックオフコーポレーション」のフランチャイジーとして合計74店舗(2013/8/31現在)を愛媛県と山口県および九州に展開しているほか、フードサービス業では「モスバーガー」を初め「大戸屋」、「馳走家とり壱」、「かつれつ亭」、「トマト&オニオン」など多くのフランチャイズ本部に加盟している。足元の業績、リユース事業が好調で、フードサービス業のコスト増を補い、前2014年2月期業績予想は、売上高が75億0800万円(前の期比5.9%増)、営業利益が4億9100万円(同11.0%増)、経常利益が4億6000万円(同9.0%増)、純利益が2億4300万円(同45.0%増)と増収増益を見込む。年間配当は75円(同5円増)を予定している。

  株価は、1月20日につけた昨年来の高値2160円から3月4日安値1781円まで調整し、下値水準の1800円割れに届いた後、もみ合いとなっている。2月決算期越えに伴う処分売りが一巡したもようで、今期予想PER7倍台割安感があるほか、配当利回り4.0%の水準に位置し、値ごろ妙味が増すことから下値不安は少ない。仕切り直しの動きを期待し、ここから中長期的な視点で押し目は注目されよう。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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