幕間つなぎ的な中小型株物色の流れ/ランチタイムコメント

2013年12月17日 11:52

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記事提供元:フィスコ


*11:52JST 幕間つなぎ的な中小型株物色の流れ
 日経平均は反発。142.69円高の15295.60円(出来高概算9億4000万株)で前場の取引を終えた。予想を上回る経済指標を好感した欧米市場の上昇を受けて、買いが先行した。ただし、寄り付き直後に15300円を回復した日経平均は、その後は同水準を挟んでの狭いレンジ取引が続いている。
 指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>のほか、値がさハイテクの一角が上昇しており、日経平均をけん引。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは金属製品、鉄鋼、パルプ紙、その他製品、小売、水産農林、保険、ゴム製品、繊維などが堅調。一方で、鉱業、空運が小安く推移している。
 日経平均は反発となったが、15300円処でのこう着が続いている。想定内とはいえ、5日、25日線が上値を抑える形状となり、自律反発の域を脱していない状況。市場の関心は17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和縮小に踏み切るかであり、様子見ムードが強そうである。
 規模別指数をみても、大型、中型、小型株指数いずれも上昇しているが、小型株指数の強さが目立つ。寄付きからの値上がり率上位をみても、そのほとんどがJASDAQとマザーズ銘柄である。日コンピュタ<9709>がストップ高をつけているが、東証2部であり、個人主体による幕間つなぎ的な中小型株物色の流れが続きそうである。(村瀬智一)《FA》

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