欧米為替見通し:テーパリング=見送りか、50億ドルか、100-200億ドルか

2013年12月16日 17:10

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記事提供元:フィスコ


*17:10JST 欧米為替見通し:テーパリング=見送りか、50億ドルか、100-200億ドルか

本日16日の欧米市場のドル・円は、17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)でのテーパリング(量的緩和縮小)の可能性が高まっていることで下げ渋る展開が予想される。

テーパリング(量的緩和縮小)開始の確率は50%程度だが、その背景は以下の通りと推測される。

・バーナンキ第14代FRB議長は、自分自身が始めた量的緩和の幕引きという困難な役割を、イエレン第15代FRB議長に委ねることはないのではないか。

バーナンキFRB議長は6月の時点で、景況感改善という条件付ながら、年内のテーパリング(量的緩和縮小)開始を示唆している。

米国11月の失業率は7.0%まで低下、2013年1-11月の月平均非農業部門雇用者数は、+188545人となった。

・バーナンキ第14代FRB議長のマサチューセッツ工科大学時代の恩師であるフィッシャーFRB副議長候補が、12月のテーパリング(量的緩和縮小)の必要性を指摘している。

・バーナンキFRB議長のスポークスマンといえるWSJのFRBウォッチャーのヒルゼンラス記者が、12月のテーパリング(量的緩和縮小)開始の可能性を示唆している。

テーパリング(量的緩和縮小)見送りの理由は、ディスインフレ懸念が払拭されていないこと、連邦政府債務上限引き上げへの警戒感が払拭されていないこと、クリスマス前の流動性の乏しい市場が暴落する懸念があること。

【今日の欧米市場の予定】

18:00 ユーロ圏・12月製造業PMI速報値(予想:51.8、11月:51.6)
18:00 ユーロ圏・12月サービス業PMI速報値(予想:51.5、11月:51.2)
18:00 ユーロ圏・12月総合PMI速報値(予想:51.9、11月:51.7)
19:00 ユーロ圏・10月貿易収支(予想:+170億ユーロ、9月:+131億ユーロ)
22:30 米・12月ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想:5.00、11月:-2.21)
22:30 米・7-9月期非農業部門労働生産性改定値(予想:+2.7%、速報値:+1.9%)
23:00 米・10月対米証券投資・長期有価証券(予想:+400億ドル、9月:+255億ドル)
23:00 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が欧州議会で証言
23:15 米・11月鉱工業生産指数(前月比予想:+0.6%、10月:-0.1%)
23:15 米・11月設備稼働率(予想:78.4%、10月:78.1%)《KO》

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