日経平均は84円安、米FOMC待ちのなかポジション調整的な売り

2013年12月16日 10:19

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記事提供元:フィスコ


*10:19JST 日経平均は84円安、米FOMC待ちのなかポジション調整的な売り

10時18分現在の日経平均株価は、15318.50円(前日比-84.61円)で推移。日経平均は小幅高で寄り付いた後、マイナス圏に転じる展開。米FOMC待ちで手掛けづらさが意識されるなか、ポジション調整的な売りが優勢となっている。また、米国債券利回り低下に伴うドル売りなどでドル・円が円高に振れたこと、寄り付き前に発表された短観12月調査で設備投資計画が4.6%増と予想(5.3%)を下回ったことなども手控え要因となっている。ソフトバンク<9984>やファーストリテ<9983>がさえないほか、トヨタ<7203>など主力の輸出関連も軒並み軟調。3日連続でストップ安となっていたミクシィ<2121>は小幅安で寄り付き、その後は短期資金の思惑が強まり上昇。

セクター別では、空運、電力・ガス、倉庫・運輸、その他製品が上昇する一方、輸送用機器、その他金融、鉱業、繊維、パルプ・紙などが下落。値上がり率上位には、東京産<8070>、ディップ<2379>、明和産<8103>、HUG<3676>、メック<4971>などがランクイン。値下がり率上位には、トーセ<4728>、アスクル<2678>、メディシス<4350>、中山鋼<5408>、サニックス<4651>などがランクイン。出来高上位には、マツダ<7261>、みずほFG<8411>、東京電力<9501>、昭電工<4004>、ユニチカ<3103>などがランクインしている。《KO》

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