後場に注目すべき3つのポイント~ミクシィ株高を刺激材料にゲーム関連が軒並み高

2013年12月10日 12:22

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記事提供元:フィスコ


*12:23JST 後場に注目すべき3つのポイント~ミクシィ株高を刺激材料にゲーム関連が軒並み高

10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・個人主体による中小型株への物色が中心に
・ドル・円は103円22銭、目先103円を継続的に下回る可能性は低いとの見方
・ミクシィ<2121>のストップ高買い気配を刺激材料にゲーム関連が軒並み高

■個人主体による中小型株への物色が中心に

日経平均は反落。57.09円安の15593.12円(出来高概算11億2000万株)で前場の取引を終えた。前日の大幅上昇に対する反動から、利益確定の流れが優勢となっている。ただ、下を売り込む流れとはならず、日経平均は15600円を挟んでの狭いレンジ取引が続いている。セクターでは鉱業、不動産、その他金融、石油石炭、精密機器、卸売などが堅調。半面、海運、保険、証券、倉庫運輸、ガラス土石などが利食いに押されている。

東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の過半数を占めているほか、規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに下げており、なかでも小型株指数の弱さが目立つ。とはいえ、個人主体による売買は活発であり、ミクシィ<2121>が連日のストップ高、アドウェイズ<2489>が最高値を更新(分割修正)している。また、マザーズ指数、JASDAQ平均はいずれも上昇している。

足元で調整をみせていた不動産などにリバウンドの動きがみられているが、ファーストリテイリング<9983>、ソフトバンク<9984>、ダイキン<6367>、トレンド<4704>、ホンダ<7267>、トヨタ<7203>など主要銘柄が一服となるなか、日経平均の切り返しは期待しづらいところであろう。そのため、物色の流れとしては、個人主体による中小型株への物色が中心になりやすいとみられる。

ミクシィ<2121>が連日のストップ高でムードメーカーとなっており、他の売り込まれていたSNSゲーム関連などへの見直しにも向かわせている。ただ、物色対象は次第に絞られてきており、値動きが軽く、流動性のある銘柄に短期資金が集中しやすいだろう。

■ドル・円は103円22銭、目先103円を継続的に下回る可能性は低いとの見方

ドル・円は103円22銭付近で推移。売り一巡後の日経平均は下げ渋る展開となっており、プラス圏に浮上すれば、ドル・円は103円50銭を超えるとの見方が多いようだ。103円付近には短期筋などのドル買いオーダーが残されており、目先においてドル・円が103円を継続的に下回る可能性は低いとみられている。

12時21分時点でドル・円は103円22銭、ユーロ・円は142円01銭、ポンド・円は169円80銭、豪ドル・円は94円00銭付近で推移。上海総合指数は、2240.01(前日比+0.08%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・日経平均は前日大幅上昇の反動が優勢、為替相場の円安傾向が下値をサポート
・ミクシィ<2121>のストップ高買い気配を刺激材料にゲーム関連が軒並み高
・後場は中国経済指標に注目、中小型株での短期値幅取り狙いの動きも継続へ

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

12:45 30年国債入札の結果発表
15:00 工作機械受注統計(11月)
16:00 菅官房長官、定例記者会見

<海外>

14:30 中国・11月鉱工業生産(前年比予想:+10.1%、10月:+10.3%)
14:30 中国・11月小売売上高(前年比予想:+13.2%、10月:+13.3%)《KO》

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