ソフトバンクを睨みながら中小型株物色に/後場の投資戦略

2013年12月4日 12:03

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;15426.70;-322.96TOPIX;1244.22;-18.32

[後場の投資戦略]

 先物主導のため、ファーストリテイリング<9983>、ソフトバンク<9984>、KDDI<9433>、ファナック<6954>、京セラ<6971>など指数インパクトの大きい値がさ株が指数を押し下げる状況。昨日の欧州市場の下落の流れを引き継いだ格好となっているが、慎重姿勢のなか、15000円辺りまでは比較的商いの薄いところでもあり、仕掛けやすい価格帯のようである。
 後場は日銀のETFなどの資金流入がありそうだが、先物主導によるインデックス売買に振らされやすく、結果的には様子見ムードが強まりやすくなろう。売り気配から始まったソフトバンク<9984>は一時前日比10円安の水準まで切り返す局面もみられた。ソフトバンクを横目に、中小型のネット関連辺りでの値幅取りの動きか。(村瀬智一)《FA》

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