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日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は185円安、米国株安や円高など外部環境の悪化を嫌気
*09:36JST 日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は185円安、米国株安や円高など外部環境の悪化を嫌気
【日経平均は大幅反落、米国株安や円高など外部環境の悪化を嫌気】
9時35分現在の日経平均株価は、15564.24円(前日比-185.42円)で推移。日経平均は大幅に反落して始まった。欧州株安の流れを受けた3日の米国市場は、NYダウが8営業日ぶりに16000ドルの大台を割り込んだ。シカゴ先物は大証比175円安の15555円だったが、これにサヤ寄せする格好でのギャップ・ダウンから始まった。円相場はドル・円が102円40銭、ユーロ・円は139円15銭辺りで推移しており、前日の水準から円高に振れている。
セクターでは原油先物相場の大幅上昇の流れもあり、鉱業が上昇率トップ。しかし、この1セクターのみが上昇して始まっており、32セクターが下落。その他製品、保険、パルプ・紙、非鉄金属、サービス、ガラス・土石、情報・通信、電気機器、その他金融、ゴム製品などの弱さが目立つ。
売買代金上位は総じて軟調であり、ソフトバンク<9984>、三菱UFJ<8306>、野村HD<8604>、ファーストリテイリング<9983>、キヤノン<7751>、KDDI<9433>、ホンダ<7267>、ファナック<6954>、ガンホー<3765>などが軟調。そのなかで、前日に利益確定に押されていたアドウェイズ<2489>が反発。連日で強いリバウンド基調が続いているミクシィ<2121>が堅調。
【ドル・円は102円56銭付近、東京株式市場の大幅下落は想定の範囲内】
ドル・円は102円56銭付近で推移。東京株式市場の大幅下落は想定の範囲内であり、ドル・円は102円台前半で下げ渋るとの見方が多いようだ。円安・米ドル高の基調は失われていないとの見方が多い。4日に発表される11月の米ADP雇用統計の数字を確認したいとの声が聞かれており、アジア市場でドル・円が102円を下回る可能性は低いとみられている。
■今後のポイント
・日経平均株価の大幅下落は想定の範囲内
・102円台前半でドル買い興味
9時35分時点のドル・円は102円56銭、ユーロ・円は139円33銭、ポンド・円は168円00銭、豪ドル・円は93円11銭付近で推移している。《KO》
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